登山客で賑わう温泉
小田急小田原線の鶴巻温泉駅から徒歩2分ほどのスーパー銭湯です。駅の名前からも分かるようにこの地域は温泉で有名です。新宿駅からだと65分という近さにこれだけ本格的な温泉地があることはあまり知られてないと思います。
泉質もとても良くカルシウムが非常に豊富で、筋肉痛、切り傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症に効果があると言われています。
なかでも弘法の里湯は「秦野市第一号泉」(露天風呂)と、平成2年に湧出した「つるまき千の湯」(内湯、貸切風呂)の2つの源泉が一度に楽しめる公営の日帰り温泉です。
私はこの近くに大学に通っており、一人暮らしでアパートのバスタブが小さかったこともあり月に一度の贅沢として弘法の里湯で広くて温まるお湯を堪能しておりました。いまは埼玉の方に住んでますが年に数回は丹沢の山へ登山に行くついでに必ず寄って温泉に入っております。早朝家を出て昼頃に下山して、弘法の里湯に着くのは大体2時になります。着いてまずはビールを一杯、缶ビールはもちろん生ビールもあるので運動後の喉を潤します。少し落ち着いて温泉にゆっくりつかり風呂上がりに2階の広い座敷で疲れを取りながらチューハイを一本開けて夕飯時になるので座敷でつまみを頼みお腹を満たしながら電車の時間を待ちます。新宿まで早く着く急行電車は1時間に2本ほどなのであらかじめ電車の時間を調べておいてちょうどいい時間に弘法の里湯を出るのがいいと思います。登山客の利用が多いことは施設も分かっているようで入り口脇に登山靴の泥を落とすための水道、たわしがあります。登山帰りに電車に乗る時に靴から泥が落ちるなどすると気まずいので非常にありがたいサービスです。大きなザックは脱衣所へ持ち込むにではなく下駄箱にロッカー近くに置くことになっています。
週末は私のように登山帰りに利用されるお客さんが多いようで午後から夕方にかけては混雑するので、空いているお風呂でゆっくりされたい方は朝から行くといいと思います。