温泉・スパ[健康ランド]情報
箱根温泉郷(神奈川県)
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江戸時代に、湯本や堂ケ島、塔之沢など「箱根七湯」の名で知られた箱根温泉郷。現在は、強羅、仙石原などが加わり「箱根十七湯」とも言われています。
温泉の泉質も豊富で、1つの温泉旅館・施設で異なる泉質のお湯が楽しめ、その効能も高いことから、今も人気の温泉地として賑わっています。
箱根湯本温泉

箱根温泉郷の玄関口にあたる箱根湯本温泉は、738(天平10)年に発見されたという由緒ある温泉地。源泉本数、宿の数とも温泉郷の中で最も多くなっています。
泉質は単純温泉、ナトリウム塩化物泉などで、無色透明のお湯です。
塔ノ沢温泉

箱根湯本から早川沿いに少し上った山あいにある塔之沢温泉。開湯は江戸時代といわれ、福住楼、環翠楼、一の湯など木造りの老舗宿が異彩を放っています。
泉質は箱根湯本温泉と同様で、すべての宿がお湯をかけ流しにしているため、湯船は比較的小さめになっています。
福住楼の大丸風呂
明治創業の老舗旅館・福住楼は、木造3階建ての数寄屋造りの純日本旅館。大正時代につくられたという大丸風呂は、大きな木の幹をくり抜き、組み合わせてつくられたもの。その湯船には無色透明のやわらかなお湯が満ちています。
宮ノ下温泉

箱根七湯といわれた江戸時代から湯治客でにぎわいを見せた宮ノ下温泉。明治以降、外国人が避暑や保養を目的として多く訪れるようになったことから、ノスタルジックな異国情緒にあふれています。
泉質は、単純温泉、アルカリ性単純温泉などで、無色透明です。
富士屋ホテルのバスタブ
明治初期に、外国人向けの本格的なリゾートホテルとして誕生した富士屋ホテル。
社寺を思わせる瓦葺き屋根や校倉造を模した、風格あふれる和風の外観。これに対して内装・設備は洋風という、和風と洋風が混在したつくりが特色です。
ここには、なんとすべての客室の浴室に、源泉そのままの温泉が引かれているのです。ネコ足付のバスタブの蛇口をひねれば温泉が出てくるので、好きな時間に専用風呂に入れちゃいます。
強羅温泉

明治時代、早雲地獄(現在の大涌谷)から湯を引き入れてつくられたのが強羅温泉です。それ以降、高級別荘地として発展。その後、この地での温泉採掘に成功し、大涌谷から引き湯した乳白色の硫酸塩泉と、近くに湧く無色透明の炭酸水素泉の2種類が楽しめます。
静峰閣照本
静峰閣照本は、強羅の風景に溶け込んだ純和風数寄屋造りの旅館。
豊かな湯量を誇り、外光が注ぎ込む大理石の大浴場では透明のお湯、岩造りの露天風呂では緑がかったにごり湯を存分に味わうことができます。
仙石原温泉

昔話の金太郎で有名な金時山の南麓に広がる仙石原温泉。
大正時代から昭和にかけて避暑地として開発され、別荘の他、美術館やテーマ館、ゴルフ場などが点在するリゾート地になっています。
大涌谷からは乳白色の硫黄泉、姥子からは無色透明のカルシウム硫酸塩泉を引き湯しています。
仙郷楼
仙石原の高台に位置する仙郷楼は、明治初期創業の老舗旅館。
仙石原の自然美を望む露天風呂、石と桧で造られた内湯とも、かけ流しの白濁したお湯で満たされています。お湯はやわらかで、疲労回復のほか、肌がつるつるになる美肌効果に優れています。