癒しの空間
伊都郡かつらぎ町にある温泉施設で、日帰りでも宿泊でも利用できます。以前は「野半の里」という酒蔵を移設した日帰り温泉施設でしたが、滋賀県東近江市にある「永源寺温泉八風の湯」の系列店として、リニューアルされました。
実家が和歌山市にあり、叔父が亡くなったため、母の実家に行くために、日帰りで往復するのはしんどいので、こちらで1泊させていただきました。
趣のある中庭を囲む形で、温泉施設・レストラン・モンゴルサウナ・休憩処・宿泊施設等、古民家風の建物が並んでいます。中庭を見渡せる内廊下で繋がっていて、中庭の真ん中には足湯もあり、のんびり過ごすことができます。
母と泊まったお部屋は、信楽焼きの露天風呂付の和洋室でした。玄関から一番奥にあったので、お部屋までたどり着くのに時間がかかりましたが、その分静かに過ごすことができました。
着いてすぐ、母と温泉に行きました。源泉が5種類もあり、湯めぐりを楽しむことができます。湯船もたくさんあるので、温泉好きにはたまらない施設です。特に大浴場に使われている「太古の化石海水」は、塩分濃度が高く、湯冷めしないのがいいですね。
温泉の後は、お庭が見えるレストランで夕食の会席料理をいただきました。次々と運ばれるお料理は、どれも見た目が綺麗でボリュームたっぷり、特に南紀勝浦のまぐろのおつくりが、もちもちで美味しかったです。
夕食後、私ひとりでモンゴルサウナに行きました。平日の夜だったので、貸切状態でたくさんの種類の岩盤浴を、次から次から移動して楽しみました。
翌朝の朝食も、同じレストランでいただきました。さんまの灰干しが、脂がのってすごく美味しかったです。
チェックアウト後、入り口横にある物産館でお土産を買いました。ちょうど桃の季節で、桃が有名なところなので、甘くてすごく立派な桃が、格安で買えました。
かつらぎ町は、高野山のふもとにあるので、高野山にお参りの際には、高野山の上にも宿坊などもたくさんありますが、温泉が好きな方なら、「八風の湯」に泊まられるのもお奨めです。