兵庫県美方郡新温泉町／
湯村温泉
兵庫県美方郡新温泉町にある湯村温泉には、毎年冬温泉に入りに行きます。
湯村温泉は、兵庫県北西部、日本海側の山陰地方に位置し鳥取県に接する
地域です。南部は、氷ノ山、後山、那岐山国定公園に指定されています。
冬の雪が降る中温泉に浸かるのはとても気持ちがいいです。
また、昭和56年には、テレビドラマ「夢千代日記」のロケ地として有名で
「夢千代の湯」とも呼ばれたりしています。
湯村温泉は、嘉祥元年 天台座主第三世慈覚大師によって開発された古い温泉です。泉量、泉質とも素晴らしく良く各地に無色透明の熱泉が豊富に湧き出しています。泉源は荒湯と呼ばれ、摂氏98度の熱い湯を豊富に提供しています。泉質に重曹が含まれているので料理をするのに適しています。
特に野菜類は甘くて美味しいですよ。
湯村温泉の源泉数は、約60か所で全体の源泉湧出量は、１分間に約2，300リットルだそうです。余った温泉は、川に流れ込んでいるので冬になると
側溝や川から湯気が立ち上がっています。
こちらの温泉は、湯はさらっとしていて手触りの弱い弱アルカリ泉です。
入るとお肌がスベスベになり、お土産で人気がある温泉水を配合したコスメ類
がよく売れています。お肌がツルツルになるので個人的に気にいっています。
湯村温泉は、泉質的には、自律神経不安定症、うつ病や不眠症に適応した温泉です。
私は、腰痛症ですが、関節リウマチ、五十肩、捻挫や神経痛にも適している
温泉の様です。また、胃腸機能の低下や糖尿病、肺気腫、痔の痛みやストレス
によるさまざまな症状にも適している温泉です。
湯村温泉の旅館の多くは、自家泉源を持っていて各部屋の蛇口から出るお湯が
温泉となっている所が多いです。
お湯の量が豊富なので循環して使う必要がないし、泉源が摂氏98度と高温の
為、沸かす必要がないそうです。なので小さな旅館では、循環無しの100％
掛け流しという旅館もあります。
温泉が良く有名な宿も多いので一度行ったらまた行きたくなる温泉なんですよ。
