
赤倉温泉は、新潟県妙高市に位置する温泉街です。車で行く際は、上信越道の妙高高原ICで下車。電車で行く際は、妙高高原駅で下車します。温泉街の歴史は古く、江戸時代まで遡ります。1814年高田藩が温泉地の開発に成功し、日本で唯一の藩営温泉となりました。湯治客で賑わった江戸時代から、明治に入って赤倉温泉スキー場が開設され、日本でも有数のスキーリゾート地となりました。泉質は、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉です。効能は、リウマチ、腰痛、疲労回復、肩こりなど湯治場としての効能と、美肌や子宝としても効能があると言われています。日本百名山としても知られる「妙高山」と「火打山」の麓に広がる温泉街です。自然豊かな環境で新潟の特産品を使用した料理や地酒を堪能することが出来ます。アクティビティも充実しており、スキーやゴルフのほかに、レンタルサイクルを使用した妙高山サイクリングや、ガイドさんが解説をしてくれる国立公園妙高のハイキングなど、カップルや家族など幅広い層にぴったりのプランが充実しています。四季折々の楽しみ方があり、飽きない赤倉温泉ですが、私は秋の紅葉シーズンに家族で旅行しました。山の澄んだ空気の中、一面真っ赤に染まった紅葉は見応え抜群でした。心を洗われる気分です。宿泊した旅館は、「温泉旅館きよし」さんです。源泉掛け流しの温泉で、野天風呂に入ることが出来ます。夕食は地元の新鮮魚介類を中心に、肉、野菜とバランスよく入っており、とても美味しかったです。特に、米処新潟のかまどで炊き上げたコシヒカリご飯は絶品でした。朝食は、村上産の鮭を使用した塩焼きや、旬の小鉢が3〜4種類ついており、体にも嬉しい食事でした。温泉といえば、温泉まんじゅうを食べたくなりますが、萬寿堂さんの「元祖温泉まんじゅう」がおススメです。餡がたっぷり入っていて、程よい甘さでいくらでも食べれるおいしさです。次回は、冬のスキーシーズンに利用したいと思います。