湯西川温泉のかまくら祭
栃木県日光市の湯西川温泉へ家族で行ってきました。2月の温泉旅館に一泊の旅行でした。この頃は雪が多く一面銀世界のような雰囲気でした。ここは平家と源氏が壇ノ浦で戦い、落ち延びた平家の一族が湯西川に逃れ、身を隠して暮らしていた地です。6月には平家大祭という祭りが行われ、華やかに着飾った姫や武将たちの出陣式や平家絵巻行列が観られます。それに比べ2月の湯西川は雪国です。当時の生活が大変辛いものだったろうと思いながら通りを歩いてみました。この日は、かまくら祭が催され「日本夜景遺産」に認定された「ミニかまくら」が雪の降った沢口河川敷で一つ一つに明かりを灯し、幻想的な輝き放って大勢の観光客を魅了していました。隣の会場では大きなかまくらの中で温かい汁物や軽食が食べることができます。また、平家の住まいや生活を後世に継承するメイン会場の「平家の里」は、ライトアップされた藁葺屋根の民家やかまくらによって雪国の雰囲気に包まれていました。かまくら祭は3月初旬まで行われていますので、スケジュールを確認の上、行ってみてはいかがでしょうか。