
都心から気軽に本格温泉を堪能するなら車や電車などで一時間半もあればアクセスできる箱根の湯元温泉をおすすめします。湯本は箱根七湯と呼ばれる箱根を代表する一つで、天下の剣、箱根山を越えまたは目前にて旅人の英気を養ったといわれております。箱根登山電車の箱根湯本駅下車すると温泉街で賑わっており、気軽に温泉を楽しみたいのであれば箱根湯本駅徒歩1分のところに野天風呂のかっぱ天国がおすすです。こちらは足湯だけでも堪能出来ますが、折角ですから箱根の温泉街を高台から一望できる露天風呂をおすすめします。温泉街のお土産屋さんや観光の後にこちらの温泉に浸かって、個室で休憩というのも楽しみ方の一つかなあと思います。 湯元温泉の楽しみ方の一つに観光が盛んであることが挙げられますね。 駅の目の前にあじさい橋という湯本大橋とは違い徒歩専用橋がありますが、こちらの橋が何とも可愛く風情があり、早川を流れるせせらぎや風景を堪能出来ます。橋を渡って車で数分のところに日帰り温泉で有名な弥坂湯があります。こちらは地元の方々が通う昔ながらの温泉浴場でして開業は60年以上に なります。当時は組合利用施設だったそうですが、現在は箱根町に権利が譲渡され一般の方々にも楽しんでいただけるようになったそうです。 脱衣所には鍵付きロッカーもあり非常に綺麗で清潔です。湯泉は湯元温泉の源泉を加水することなく堪能でき丁度良い湯加減です。早川の上流に向かうと須雲川に合流します。須雲川に並んで走る湯葉滝通りには重要文化財や老舗旅館などの湯元温泉宿が軒を連ねております。そのうちの一つに湯泉からホテル名をとった箱根湯本ホテルがあります。こちらは箱根湯本では最大級の客室数を完備し、温泉は美人の湯で有名です。最近では屋上ナイトプールを新設したので近いうちに訪れる予定です。箱根山腹には湯本に限らず、箱根十七湯と呼ばれる湯処が存在します。全てを網羅するのも一興ですが、先ずは箱根の玄関口にある湯元温泉を訪れ歴史に触れていく、そんな旅の楽しみ方はいかがでしょうか。一度は訪れることをおすすめします。