土湯温泉
土湯温泉は、福島県福島市土湯温泉町に広がる温泉街です。車では東北自動車道福島西ICから国道115線を経由して約15分で到着します。電車では、JR福島駅から、路線バスまたはタクシーを使用して約40分で到着します。日帰り温泉から宿泊まで、幅広く対応しているお宿が多く利用しやすい温泉地です。土湯温泉は、三大こけし発祥地の一つとしても有名です。温泉のマスコットキャラクターは、「きぼっこちゃん」という愛らしいこけしのキャラクターです。「きぼっこ」とはこけしの昔の呼び方のようです。泉質が豊富な温泉で、硫黄の匂いが漂う硫黄泉、単純温泉、炭酸水素塩泉など様々です。泊まるお宿によって泉質が変わるので、ご自身が好きな泉質のお宿を選ぶのがおすすめです。
山、川、沼、と自然美豊かな土湯温泉は、ハイキングがおすすめです。なかでも、男沼女沼をメインに散策できるコースがおすすめです。春は山に咲く花々が楽しめ、秋は山々を真っ赤に染めた紅葉を楽しむ事ができます。距離は約7キロで、約4時間のハイキングが楽しめます。澄んだ空気の中、山の魅力を全身で味わう事ができます。ハイキングの後は、温泉に浸かって全身の疲れを癒し、その後は福島県産の食材を使用した夕食が待っています。私が宿泊したのは、「はるみや旅館」さんです。夕食には、地元福島の山の幸をはじめ旬の味覚が並びます。その中でも会津産の馬刺は、クセがなく濃厚な赤身肉を堪能することが出来ました。正直あまり馬肉は得意ではありませんでしたが、こちらの馬刺しを食べて、その美味しさに感動しました。料理も2ヶ月に1度のペースで変更し、料理長自ら献立を作成しているようで、宿泊者に対するおもてなしの気持ちを感じました。もちろん従業員皆さんも暖かくお出迎えからお見送りまでされていて、最初から最後まで気持ちよく過ごすことが出来ました。行楽シーズンになると、予約が取りにくいお宿もあるので早め早めの予約がおすすめです。