時間を忘れて時をかける
ほったらかし温泉は1日平均で300から500人、多い時は3,000人と、年間約45万の人が訪れる山梨県の日帰り温泉です。関東圏からのアクセスも良いのが、地元民のみならず近傍の方々にも愛される人気の秘訣です。
電車ですとJR中央本線の山梨市という駅から車で約10分、距離にすると4.6キロメートルで、徒歩の場合は約1時間16分です。
老人ホームをつくる予定で約1.5キロメートルほど地面を掘り温泉を湧き出させましたが計画が白紙となってしまったことがこの温泉の始まりです。今となっては入浴施設として開業してくれてよかったと思いますが、いざ実際に入浴してみると、こんな景色のいいところで温泉に浸かれる老人ホームがあったら、余生を送るにはとても贅沢な施設になっていたなあ。とも個人的には思います。
「こっちの湯」と「あっちの湯」の2種類の温泉が楽しめます。
それぞれ入口の異なる男女別のお風呂で、混浴はございません。
入浴料は大人が800円、子供が半額の400円です。子どもは0歳から小学6年生まであ対象です。手ぶらで伺うこともできるのがこの温泉の醍醐味で、入場券購入の際にほったらかし温泉オリジナルのタオルも買うことができます。バスタオルが1,000円、フェイスタオルは200円です。脱衣所は課金制のロッカーもありますので、貴重品の心配もありません。
私は、伺う際は日の出前から行き、あっちの湯で温まってから近くでゴルフをし、また最後温泉に浸かって疲れを癒し、都心へ戻るとがルーティンとなっております。営業開始時間ですが、5月から7月は午前4時ごろ、12月から2月は午前6時ごろの開場となっているようです。
なお、閉店時間は季節によらず22時。最終受付30分前となっております。
あっちの湯とこっちの湯では、それぞれ泉質が異なる為、好きな方は両方入って効果を楽しんでみてください。
明け方から入浴の方は、温泉を出たぐらいの時間から朝食を飯があることも可能です。メニューはシンプルに卵かけご飯、納豆、味噌汁、漬物。これにビールをプラスするのが最高です。ビールはスーパードライです。