日本有数の絶景温泉
ほったらかし温泉。名前からしてインパクトのあるこちらの施設は、山梨県山梨市の山間にある温泉の名前です。比較的アクセスがよいほったらかし温泉は、様々な道路を用いて足を運ぶことができますが、私は大体、西関東連絡道路経由で、フルーツラインを上って向かいます。フルーツラインは文字通り山梨の名物でもある桃やさくらんぼ、ぶどうなどの果樹園が道路沿いずらりと並んでおり、なおかつそこから見下ろす風景が日中でも夜間でも綺麗で楽しめ、走りやすくとても良い道路ですのでおすすめです。
フルーツ公園を抜け、急坂を上がると、いよいよほったらかし温泉の駐車場が見えてきます。ものすごく広い砂利の駐車場ですので、停める場所は悩まないと思います。温泉施設そのものは奥の方ですので、空いている場合はできる限り奥に停めると良いでしょう。
駐車場にクルマを停めたら、温泉に向かいます。ほったらかし温泉には、「あっちの湯」と「こっちの湯」の2種類がありますが、おすすめはあっちの湯です。元々ほったらかし温泉の開業当時はこっちの湯だけだったようで、あっちの湯は新設されたそうなのですが、その分、あっちの湯は眺めも広さも段違いでおすすめです。もちろんあっちの湯も落ち着いた雰囲気でとてもいいので、最初はあっちの湯から入ってみるのもいいでしょう。
脱衣所で着替えを済ませ、いざ温泉へ。夜間はより雰囲気があっていいのですが、足元には注意が必要です。ほったらかしと言えども、タオルの販売もあり、シャワースペースなどは完備されていますので心配ありません。室内浴場がひとつと、露天風呂がふたつありますが(男湯)、室内は湯温がやや熱め、露天風呂のひとつめが適温、そのさらに奥の露天風呂がぬるめのお湯となっています。長湯をするなら、一番奥の露天風呂がおすすめです。景色はどちらの露天も絶景で、晴れてさえいれば日中でも夜間でも最高です。
お風呂上がりは、軽食屋さんであげたまと牛乳を買って〆。これが最高です。ほったらかし温泉の営業開始時間は日の出一時間前から22時というざっくりしたものとなっていますが、朝日を眺めながら入浴して、軽食屋さんで軽めの朝食を食べるのも最高ですので、時間に余裕がある際は、ぜひ。