
今回私は、日帰り旅行の過程でこちらのゆ処山月五識の湯にお邪魔しました。 訪問した時期は12月中旬。その日は一際気温が低く、一時、雪がちらつくほど。その上、時刻が午後3時頃だったこともあり、幸い混雑はしていませんでした。 特に綿密な下調べもなくクルマで訪問してしまったのですが、目の前に駐車場があって助かりました。4台ほど駐車枠が用意されていました。 入場してすぐのところにある受付にて入浴料金をお支払いします。入浴料のみだと大人は900円、子供は500円です。タオルご用意もありますが、バスタオルが200円、小タオルは100円、別途必要になります。また、バスタオルはレンタル、小タオルは販売となっています。 浴場は2階となりますので、料金の支払いを済ませたら、受付のすぐ横にある階段から2階へ上がります。脱衣場はかごが用意されているのみで、鍵付きではなく、また貴重品のロッカーなどはありません。脱衣場そのものもそれほど広くはありませんので、混雑時は譲り合って利用する必要がありそうです。 浴場内は、入って左手に体洗い場、右手に湯船、さらに奥にはなんと露天風呂があります。男湯はそのような配置でしたが、ひょっとすると女湯は異なるかもしれません。露天風呂は室内風呂に比べたら広さはあまりありませんが、とはいえまさか露天風呂があるとは思わなかったので、あるだけでも十二分に嬉しかったです。 体洗い場はシャワースペースが4〜5台設けられています。水栓はボタンを押して、しばらくの間お湯が出るタイプでした。シャンプーとボディーソープも備え付けられていましたので、急な訪問でも安心ですね。 ここ、ゆ処山月五識の湯があるエリアは、いわゆる湯元温泉の一角で、その昔より薬師湯と言われ、様々な効能があることで知られています。また、湧出地が近いこともあって、湯船には湯の花がたくさん浮いていました。 お湯そのものは乳白色のにごり湯、そして天然の硫黄泉なので、かなりの硫黄臭がします。苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、私は温泉に来たぞ!という感じが存分に味わえるのでとても好きです。 湯元温泉は日帰り入浴ができるところがあまりないのでありがたいですね。定休日は不定のようですので、その点にだけ注意してぜひ訪問してみてください。