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第一回日本三大温泉 熱海温泉(静岡県)

静岡県の東端に位置する熱海市は、古くから温泉の街として知られ、東京からは日帰りでも温泉を楽しむことができることから「奥座敷」として親しまれています。

地名の由来は「熱い海」

熱海

「あたみ」の地名は、古来「阿多美」と表記しており、平安時代初期に編纂された歴史書「続日本紀」には、京都の僧が密通の罪で遠流の刑を受け流されてきたのが「阿多美」 だと記されています。これは熱海が記録された最古の文献ですが、伝承されるエピソードにはさらに古いものもあります。今から1,500年程前、海中から熱い湯が噴出したことに よって魚がその熱で

死んでしまうということがありました。そのため「熱い海=熱海」の地名が付けられたと言われています。それ以降、時折噴出する熱泉により付近の漁民たちは大きな損害を受けて おり、奈良時代の天平年間にそれを知った箱根権現(箱根神社)の万巻上人(まんがんしょうにん)が、漁民たちを助けるために熱い湯の泉脈を海から山の中へ移動するように祈った ところ、現在の大湯の位置に移ったと伝えられています。

熱海の湯を愛した偉人も多く、中でも徳川家康は特筆すべき人物です。家康は熱海を大変気に入り、滞在し湯治を行なっただけでなく、その湯を京都で病気療養中の周防國大名・ 吉川広家の見舞いのために運ばせたこともありました。家康の死後も熱海温泉は徳川家御用達の湯となり、3代将軍・家光公は「御殿」という別荘を建設し、4代将軍・家綱公の時代 からは、湧き出たばかりの高温の湯を桧の湯桶に汲み、人夫たちに担がせて江戸城まで運ばせた「御汲湯(おくみゆ)」が始められました。

明治以降は、徳川家の別荘にならって皇室や有力な企業が温泉保養地として熱海に保養所や別邸を相次いで建設しました。1896年(明治29年)には人力による鉄道が小田原との間に 通じ、その後軽便鉄道の時代を経て1925年(大正14年)に国鉄熱海駅が開業します。交通の便が進化するにつれ熱海温泉の名は知れていきました。昭和に入ると新婚旅行の 人気観光地としてさらに脚光を浴び、「熱海」は温泉歓楽街の代名詞としても認知されていくようになりました。

厳選された重要な源泉「熱海七湯」めぐり

熱海温泉七湯めぐり

源泉が500以上もある熱海温泉の中で、特に重要な位置を占めてきた7つの源泉を「熱海七湯(あたみななゆ)」と呼びます。これらは一般客の入浴施設ではありませんが、 熱海温泉の長い歴史を語る上で欠かせない源泉として保存されています。
これらの源泉へは、熱海市内の観光に便利な「湯~遊~バス」が走っており、アップダウンの多い熱海を巡るには最適です。

大湯(おおゆ)

大湯(おおゆ)

古くからの間欠泉(かんけつせん)で、昭和初期までは自噴をしていた間欠泉です。1962年(昭和37年)より人工的に噴出する間欠泉として整備され、熱海市の文化財として 保存されています(現在は人工的な噴出は行なっていません)。かつてはアメリカのイエローストーンやアイスランドのゲイシールなどと並ぶ世界的にも有名な自噴泉でした。 噴出は昼夜6回で、湯と蒸気を交互に激しい勢いで吹き出していたと伝えられています。

【場所】湯前神社下

【交通】湯~遊~バス:「大湯間欠泉」下車徒歩3分

野中の湯

野中の湯

新幹線、東海道線、伊東線の線路から南の野中山の麓を「野中」と言い、ここにあるのが「野中の湯」です。マンション「中銀ライフケア咲見」の 入り口スロープの片隅に保存されています。

この辺り一帯は、泥の中を杖で突くと湧き出した湯が噴出したと伝えられています。しかし、この地の湯量は江戸時代まではとても浅く入浴には適していなかったとのことです。

【場所】中銀ライフケア咲見 入口

【交通】湯~遊~バス:「咲見町」下車徒歩7分

佐治郎の湯(目の湯)

佐治郎の湯(目の湯)

「佐治郎の湯」は熱海市中心部の銀座商店街、スルガ銀行と静岡中央銀行の間の駐車場の片隅にあります。かつてここにあった邸の主の名から「佐治郎の湯」と呼ばれるように なりましたが、現在の石碑には大きく「目の湯」と刻まれています。これはここで湧いた湯が眼病によく効くとされていたためです。また、目にだけではなく火傷の治療にも 効果があると名高い湯であったと言われています。

【場所】銀座通り・スルガ銀行横

【交通】湯~遊~バス:「銀座」下車徒歩5分

風呂の湯・水の湯

風呂の湯・水の湯

「佐治郎の湯」から西へ50m程にある信号交差点を右に曲がり、坂を上がった所には「風呂の湯・水の湯」があります。「風呂の湯」は盛んに湯気を上げていたため、 まんじゅうを蒸したり酒を温めたりといった商売で利用をされていたと言われています。その隣には、温度が低く塩分を含まない温泉が湧いており、こちらは「水の湯」と 呼ばれていました。

【場所】福島屋旅館前

【交通】湯~遊~バス:「大湯間欠泉」下車徒歩5分

清左衛門の湯

清左衛門の湯

「風呂の湯・水の湯」からさらに坂を登り、左カーブの先の路地を右に下った所にあるのが「清左衛門(せいざえもん)の湯」です。昔、農民の清左衛門という者が馬を 走らせてこの湯壷に落ち、焼け死んでしまった事件がありました。この源泉は、清左衛門を弔うためにその名前が付けられたと伝えられています。明治時代までは一日中常に 温泉が湧き続けており、大きな声で呼びかけると大量に湧き、反対に小さく呼びかければ湧出量が抑えられたと言われています。

【場所】古屋旅館玄関前

【交通】湯~遊~バス:湯~遊~バス:「サンビーチ」下車徒歩5分

河原湯

河原湯

銀座町の東を走る国道135号沿いの駐車場の片隅に「河原湯」があります。かつてのこの付近には道もなく、「東浜」と呼ばれる石が転がる河原でした。ここには、温泉が大量に 湧き出ていたため、地元の村人たちの入浴場として使われていたと言われています。他地方から湯治目的で熱海を訪れた客人には「大湯間欠泉」の源泉でもてなした一方で、 この「河原湯」は熱海村の農民や漁師たちが自由に入ることができた温泉でした。

【場所】国道135号上り沿い、セブン・イレブン熱海銀座町店の横

【交通】湯~遊~バス:「サンビーチ」下車徒歩4分

小沢の湯(平左衛門の湯)

小沢の湯(平左衛門の湯)

「平左衛門の湯」と呼ばれる源泉はかつての「小沢(こさわ)町」にあったことから、地元の人々は「小沢の湯」と呼んでおり、現在の石碑にもこの名前が刻まれています。 高温の蒸気が噴き出す源泉で、ゆで卵や温泉卵を作ることもできます。ただし「卵以外のものを温めるのは禁止」との熱海市からの注意書きもありますのでご注意下さい。
「清左衛門の湯」と同様、大きな声で呼びかけると大量に湧き、反対に小さく呼びかければ湧出量が抑えられたと言われています。

【場所】日本たばこ産業前

【交通】湯~遊~バス:「大湯間欠泉」下車徒歩3分

気軽にはしごも楽しめる共同浴場めぐり

共同浴場

熱海温泉は立派な宿泊施設が建ち並んでいる一大観光地として知られています。宿泊をしなくても日帰り入浴が楽しめる所も多く、昼食や夕食のセットが組まれている施設も 多数あるため、いろいろな温泉街の楽しさを味わうことができます。

しかし、「通」の楽しみ方と言えば、やはり共同浴場めぐりです。

現在、熱海温泉には5ヵ所の共同浴場が営まれており、地元の人たちにも愛されています。節度を守って地域の方に迷惑をかけないよう十分注意が必要ですが、 古き良き熱海の風情を味わうにはもってこいです。

田原温泉(駅前温泉)

熱海市田原本町8-16

【営業時間】
14:00~21:00
【定 休 日】
水曜日
【入浴料金】
500円

清水町浴場

熱海市清水町(清水町町内会館内)

【営業時間】
11:00~21:00
【定 休 日】
毎月6日、16日、26日
【入浴料金】
500円

水口第一共同浴場

熱海市水口町19

【営業時間】
12:00~22:00
【定 休 日】
毎月5日、15日、25日
【入浴料金】
250円

水口第二共同浴場

熱海市水口町6

【営業時間】
16:00~21:00
【定 休 日】
毎月10日、20日、30日
【入浴料金】
250円

山田湯

熱海市和田町3-9

【営業時間】
8:00~11:00
15:30~21:00
【定 休 日】
不定休
【入浴料金】
300円