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第六回日本三美人湯 湯の川温泉(島根県)

「日本三大美人湯」のひとつ、島根県の湯の川温泉は、美しくも悲しい恋の伝説がある歴史の長い温泉地です。周囲のおだやかで懐かしいのどかな環境も人気の名湯です。

神話の国ならではの温泉

湯の川温泉は、島根県の東北部、出雲市にあります。

「出雲」と言えば、「神話の国」です。須佐之男命(すさのおのみこと)が祭神である須佐神社、その子息である大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られてある出雲大社、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての墳墓が一ヵ所に集まっている国の史跡・西谷墳墓群、銅剣358本・銅鐸6個・銅矛16本が一気に発掘され日本の考古学界に大きな衝撃を与えた荒神谷遺跡など、日本の歴史の源泉とも言える遠い神代の歴史文化遺産が豊富な地です。

そして、この地に源泉を持つのが「湯の川温泉」です。この温泉もご多分に漏れず、神話に起源を持つ温泉として全国に名が知られています。

大国主命の妻になった因幡国(現在の鳥取県)の美人神・八上姫(やかみひめ)は、大国主命の子どもを身ごもりました。しかし、大国主命の兄・八十神(やそがみ)もまた八上姫にプロポーズをしており、弟夫婦を引き裂こうと企んで弟に別の女性をあてがって無理やりに結婚させ、嫉妬深いこの女性を弟の正妻とします。

そんなことはつゆも知らない八上姫は、いよいよ臨月となった頃、夫を求めて因幡国から出雲国にやって来ました。しかし、夫が別の女性を正妻に迎えたことを知り、かつ嫉妬深い正妻を恐れ、泣く泣く大国主命をあきらめることに決めました。失意の中出産をしますがその子を手放し、故郷へ帰ろうとします。

心身ともに疲れ切った帰り路の途中、八上姫は山の谷あいにこんこんと湧く湯を見つけました。旅や心の疲れをその湯で癒した八上姫は元気を取り戻し、その後より一層美しくなったと伝えられています。この温泉が、湯の川温泉です。

「火の山の ふもとの湯こそ恋しけれ 身をこがしても 妻とならめや」 八上姫が詠んだこの歌には、別れる運命となった大国主命への恋慕と、傷心を癒してくれた温泉への愛情が切なくも美しく込められています。

より美人に、より笑顔に

悲しい八上姫の伝説も湯の川温泉を「美人の湯」とする根拠ですが、泉質も肌を美しくする効果が期待できることが分かっています。

この温泉の泉質は、低張性弱アルカリ性高温泉であり、ナトリウムとカルシウムのイオンを含んでいます。また、ホウ酸を含んだ温泉なので肌を白くする効果があります。さらに、保湿に優れたメタケイ酸を含んでいるため、入浴後に肌がすべすべになる効果も期待できます。

美人の湯でさらに美しくなったら、自然と笑顔も明るくなるもの。湯の川温泉は、来訪した旅行客の皆さまに最高の笑顔になってもらうために最高のおもてなしをすることを一丸となって心がけている温泉地です。

その一例が「笑顔プロジェクト」です。温泉に入った旅行客のとびきり明るい笑顔を写真に収め、ホームページとFacebookで公開するプロジェクトで、そこには温泉で癒され美人度が上がったたくさんの笑顔が掲載されています。「美人の湯」ですが、男性あるいはカップルの笑顔も受け付けています。

失意の八上姫が発見した湯の川温泉が今は多くの人たちを笑顔にしていることを、きっと姫は、優しく見守ってくれているのでしょう。

湯の川温泉のおすすめの宿

静かな田園地帯に点在する湯の川温泉の宿。それぞれに個性がありますので、お好みでお選び頂けます。

日帰り入浴ができる施設もあるので、源泉掛け流しの美人の湯をはしごで楽しむのも良いでしょう。
※温泉宿の詳細は各施設へ直接ご確認下さい。

湖静荘

源泉掛け流しの温泉に24時間入浴ができる湖静荘。日帰り入浴もできるので、気軽に立ち寄ることができます。

温泉街の北に立地し国道9号線やJR荘原駅にも近く、出雲旅行の拠点にするにも便利な宿。リーズナブルな価格設定も人気のポイントです。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭1948

松園

湯の川温泉街へ通じる道の入り口付近にある、古代の高床式の建物が、神代の宮殿をイメージして建てられた旅館・松園(しょうえん)です。

田園風景に突然現れるいにしえの建物群を目にすると、出雲らしさを実感できます。源泉掛け流しのお風呂も人気で、中でも宿泊棟専用の貸切風呂は風情も満点です。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭1683-5

湯宿・草庵

「湯宿・草庵(ゆやど・そうあん)」は、レトロな古民家を移築した宿泊棟が独特の風情を醸し出している高級旅館です。

ここのお風呂はすべて、個性も様々な貸切風呂。出雲産の「来待石(きまちいし)」を切り出した風呂、出雲の伝説にちなんだ両縁結びを著したひょうたん型の風呂、また岩風呂、石造り露天風呂、桧の半露天風呂、漆風呂など多種多彩なお風呂から選ぶことができます。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭1491

はらだ荘

静かな田園風景の森の脇に建つ「はらだ荘」は、四季折々に美しい庭園と、その庭園を囲むように建つ静かな落ち着いた和室、そして地元の新鮮な海と山の幸を存分に活かした料理が人気の旅館です。

リーズナブルな価格とホスピタリティあふれるおもてなしの心が多くの旅行客に好評です。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭3585-2

湯元湯の川

1877年(明治10年)創業の老舗旅館です。三種類の貸切風呂は日帰り入浴ができる他、宿泊客は24時間無料で入浴することができます。

旅館の入り口には、この温泉地が「美人の湯」として呼ばれるきっかけとなった八上姫にちなんだ「八上姫神社」があります。もとは旅館の裏手にありましたが、宿泊客の旅の安全を見守ってもらうため表である現在地に移築したそうです。

宿泊の女性客は色とりどりの浴衣を無料で借りることもでき、より一層、美人度をアップさせることができます。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭1329-1

四季荘

一度閉館したものの耐震補強工事などを施して2012(平成24)年にリニューアルオープンした「四季荘」は斐川平野が一望できる高台にある温泉宿泊施設で、開放的な岩風呂の露天風呂が人気です。

【住所】島根県出雲市斐川町学頭1369

合わせて訪れたい周辺の観光地

出雲大社

縁結びの神様として知られる大国主命が祀られている神社。

2000年には境内から巨大な柱が発掘され、現在は隣接する島根県立古代出雲歴史博物館で見ることができます。

石見銀山

戦国時代から江戸時代前期にかけて栄えた日本最大の銀山で、2007年に世界遺産登録されました。

龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)など、当時の坑道跡などを見ることができます。

水木しげるロード

漫画家水木しげる氏ゆかりの鳥取県境港市の「水木しげるロード」には、ゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクターや妖怪のブロンズ像が並んでいます。