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第二回日本三大名湯 有馬温泉(兵庫県)

神戸市内にありながら日本有数の名泉として名高い有馬温泉。神戸・大阪という都会から1時間程で行ける利便性の高さから人気の温泉街です。

■ 都心近くの日本の代表的温泉街

有馬

神戸市の市街地は大阪湾に沿って東西に細長く広がっており、その北には六甲山や摩耶山などの六甲山系の山々が市街地と並行するように並んでいます。有馬温泉は、六甲山系の北の麓、山あいの盆地の中にあります。直線距離では市街地とそれほど離れていませんが、険しい六甲山を越えなければたどり着けない場所であるため、そこへ行くと心理的にも「都会の雑踏」から隔離された気分を味わえます。この温泉街が「関西の奥座敷」として数多くの人々に愛されてきた理由のひとつが、この地理的条件であることは間違いないでしょう。

有馬温泉の歴史は古く、「日本最古泉」とも言われています。この地は、かつては「摂津国」と言い畿内を構成していた国であったため、都から訪れやすく、皇族や貴族にも多く愛されてきました。古くは631年(舒明天皇3年)に、舒明(じょめい) 天皇がこの地に3ヵ月逗留した記録が残され、清少納言も代表作「枕草子」の中で綴っており、室町・安土桃山時代には室町幕府8代将軍足利義政の弟・義稙(よしたね)が中風(ちゅうふう)の湯治で訪れた記録や、豊臣秀吉が有馬温泉を気に入って温泉街の改修をしたり有力武将の接待のために、ここで盛大な茶会を開いたりした記述も残されています。

また有馬温泉は、これまで多くの文献で「日本を代表する三つの温泉」のひとつとして挙げられてきました。

「日本書紀」「風土記」

【三古泉】(有馬温泉・道後温泉・白浜温泉)

【三大薬泉】(有馬温泉・草津温泉・松之山温泉)

「枕草子」

【三名泉】(有馬温泉・榊原温泉・玉造温泉)

江戸時代の儒学者林羅山の評

【三名泉】(有馬温泉・草津温泉・下呂温泉)

時代によって交通の便も異なり、評した人物の行動範囲も人により異なるので、どの分類が適確かを詮索することは難しいですが、古代から有馬温泉を体験した人が高く評価してきた温泉だということは紛れもない事実です。

近代になると、その地形的な共通点もあることから、東の箱根温泉や熱海温泉と同様に、有馬温泉は皇族や貴族だけでなく多くの著名人にも愛されるようになりました。福沢諭吉、幸田露伴、与謝野晶子、谷崎潤一郎、吉川英治などの文人や文化人から、伊藤博文、西園寺公望、蒋介石といった政治家、そしてハリウッドスターの経歴を持ちモナコ王妃となったグレース・ケリーも、この温泉地が大のお気に入りであったと言われています。

著名人の利用が増えていくと同時に、有馬温泉は庶民には敷居が高い温泉街であるイメージも醸成されていきました。しかし、近年の温泉ブームや関西の交通機関各社の誘致活動、また宿泊施設が「日帰り入浴」の観光客へのアピールに力を注いだ努力などにより、以前よりカジュアルに楽しめる温泉街となっています。

有馬温泉独特の「金」と「銀」の泉質

有馬

環境省による「温泉の定義」では、「療養泉」に、9つの主成分が指定されています。有馬温泉のお湯は、その中の7つの成分(単純性温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉・含鉄泉・硫黄泉・放射能泉)が含まれています。これは有馬温泉が世界的にも珍しい程の豊富な種類の成分が混合した温泉である証拠です。

また、有馬温泉の泉質を「金」と「銀」に分類する方法もよく知られています。塩分と鉄分を多く含み、空気に触れると褐色になる含鉄塩化物泉は「金泉(きんせん)」、その他の透明な温泉は「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれています。この「金泉」「銀泉」の名称は、有馬温泉旅館協同組合の登録商標に指定されているため、他の温泉地では使用できず、まさに有馬温泉独特のネーミングとして使われています。

褐色(かっしょく)に変化する「金泉」はやはりその色が印象的で、「有馬温泉=金泉」とのイメージを持つファンも多くいます。トロッとした濃厚な湯ざわりのお湯は塩分濃度が高いため塩辛く、その塩分が肌の上に薄い皮膜を作り保湿効果が長く持続します。そのため、体が芯から温まり、保温効果も大きいのが特徴です。殺菌作用もあり感染性皮膚疾患や慢性湿疹にも効果が期待できます。ただし、湯上がりの際には塩分を落とすために上がり湯を浴びることを忘れないようにして下さい。お湯に赤褐色がついているため、上がり湯なしで浴衣を着ると浴衣が赤く染まることもあります。

この「金泉」の起源は近年の研究の結果、太平洋の南海トラフ付近の海水を起源としていることが分かりました。

一方、「銀泉」は無味無臭かつ無色透明で、サラサラした湯ざわりが特徴の温泉です。「二酸化炭素泉」と「放射能泉」に分類されます。 二酸化炭素泉は、その名の通り炭酸が含まれたお湯なので、飲用するとサイダーのような発泡性の爽やかな喉ごしを楽しめます。さらに炭酸の効果で胃液の分泌を刺激するために食欲増進の効果があります。また、微量のラドンを含んだ放射能泉はそのガスを呼吸器から吸入することによって全身の組織へ到達し、新陳代謝を促して自然治癒力が高まります。

ふらっと気軽に行ける日帰り温泉

共同浴場

有馬温泉には気軽に行くことができる日帰り温泉も多数あり、カジュアルに楽しむことができます。施設によって露天風呂、岩風呂、足湯、岩盤浴などバラエティも豊富なので、はしごをして楽しむのもおすすめです。

※営業時間、定休日、料金の詳細は直接現地へお問合せ下さい。

有馬御苑

【営業時間】
11時~14時30分
(受付は14時まで)
【料金】
1,000円
【定休日】
木曜日
※露天風呂あり

奥の坊

【営業時間】
15時~19時
(受付は18時まで)
【料金】
1,000円
【定休日】
土曜日・休前日
※露天風呂あり

陶泉 御所坊

【営業時間】
11時~14時
【料金】
1,575円
【定休日】
土曜日・日曜日・祝日
※岩風呂あり

上大坊

【営業時間】
15時~18時
【料金】
1,000円
【定休日】
土曜日・日曜日・祝日

角の坊

【営業時間】
11時~14時30分
(受付は13時30分まで)
【料金】
1,000円
【定休日】
土曜日・休前日
※露天風呂あり

ねぎや陵楓閣

【営業時間】
12時~15時、15時30分~18時
【料金】
1,000円
【定休日】
金曜日
※露天風呂あり

金の湯(市営共同浴場)

【営業時間】
8時~22時
(受付は21時30分まで)
【料金】
大人650円、小学生340円、幼児(3~5歳)140円
【定休日】
第2・第4火曜日
※飲泉場、足湯あり

銀の湯(市営共同浴場)

【営業時間】
9時~21時
(受付は20時30分まで)
【料金】
大人550円、小学生290円、幼児(3~5歳)120円
【定休日】
第1・第3火曜日
※サウナ、うたせ湯あり

太閤の湯

【営業時間】
10時~23時
(受付は22時まで)
【料金】
大人2,400円、小学生1,200円、幼児(3~5歳)400円
【定休日】
なし
※露天風呂、岩盤浴、足湯、蒸し風呂、17種類の浴場あり