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文化人がこよなく愛した名湯 花巻温泉×宮沢賢治

東北地方でも屈指の湯どころとして知られる花巻温泉郷。花巻は、宮沢賢治が幼少期を過ごしたふるさとであり、いたる所に宮沢賢治ゆかりのスポットがあります。 湯巡りを楽しみながら、宮沢賢治の面影を追ってみましょう。

「イーハトーブ」の原点となった花巻

童話、詩、短歌など多彩な作品を残した宮沢賢治は、1896年(明治29年)、現在の岩手県花巻市で誕生しました。幻想的で優しさに満ちた作品を数多く描いた宮沢賢治が、 理想郷として追い求めた「イーハトーブ」は、故郷である花巻からインスピレーションを得たとも言われています。

宮沢賢治の創作活動にとって、ターニングポイントとなった時期もまた、花巻で過ごした時代だったようです。1914年(大正3年)に盛岡中学校を卒業した宮沢賢治は、 家業を継ぐために花巻に戻っていました。しかし、学業への志を断つことができず、1年あとの1915年(大正4年)、盛岡高等農林学校に入学。中学時代には、決して優等生とは 言えなかった宮沢賢治は、1年の浪人期間に猛勉強をして、主席で盛岡高等農林学校に入学。卒業時も主席だったと伝えられています。

中学卒業後、花巻に戻っていたころの宮沢賢治は、散歩がてら花巻の城址にしばしば訪れていたようです。城の建物こそ残っていなかったものの、『四又の百合』に花巻城の城址を イメージさせる城が登場したり、二の丸のあった四角山らしき場所が『めくらぶだうと虹』、『マリヴロンと少女』などの作品の舞台として描かれていたり、花巻の町は宮沢賢治の 多くの作品の舞台となりました。

宮沢作品の舞台にもなった、個性あふれる花巻温泉郷

宮沢作品の舞台

奥羽山脈の渓谷沿いに、とうとうと湯が湧き出る花巻温泉郷。温泉郷の中には、花巻温泉をはじめ、台温泉、金矢温泉、松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、 鉛温泉、新船温泉、花巻北温泉、東和温泉など、個性あふれる温泉が点在しています。
そんな東北が誇る一大温泉エリア、花巻温泉郷の各地に、宮沢賢治にまつわるエピソードが数多く伝えられています。宮沢賢治は少年のころ、信仰心の厚い父親に連れられて、 花巻仏教会の講習会場だった大沢温泉に、しばしば足を運んでいたそうです。

また、学生時代には湯を汲み上げる水車を悪ふざけして止めてしまい、騒ぎを起こしていたり、のちに花巻農学校の教師となってからは、生徒たちを連れて湯浴みに訪れていたりと、 大沢温泉への愛着が感じられます。また、豊沢川の上流にある秘湯、鉛温泉の総ケヤキ造りの建物は童話『なめとこ山の熊』に登場しています。 宮沢賢治作品に登場する釜淵の滝は、現在、国指定名勝にもなっている「イーハトーブの風景地」のひとつ。岩床の表面を水が洗う美しい滝で、宮沢賢治作品『台川』にも登場 するなど、必見のスポットです。

このように、宮沢賢治が愛した花巻温泉郷。宮沢賢治の面影を求めて訪れたい、花巻温泉郷の主な温泉地をご紹介します。

鉛温泉

鉛温泉

宿「藤三旅館」の先祖が、白猿が傷を癒す姿を見て源泉を発見したと伝わる秘湯。宿の建物、木造三階建ての総ケヤキ造りの本館は、 湯宿の歴史を今に伝えています。

新鉛温泉

新鉛温泉

豊沢川の最上流にある温泉。源泉は黄金の湯と言われ、立ったまま入るという珍しい立ち湯も人気です。

山の神温泉

山の神温泉

花巻温泉郷の中でも珍しい、とろりとした泉質。山の神温泉にある宿「優香苑」には、花巻温泉郷でも最大級の露天風呂があります。

大沢温泉

大沢温泉

1200年程前、征夷大将軍の坂上田村麻呂が傷を癒したという言い伝えが残ります。宮沢賢治や芸術家の高村光太郎もよく利用したと言われています。

台温泉

台温泉

台川沿いに10数軒の湯宿が軒を連ねる、昔ながらの温泉街。現在も、町のいたる所から源泉がこんこんと湧き出ています。

花巻温泉

詳細を見る 花巻温泉

東北を代表する観光地のひとつ。上流にある台温泉の引き湯から始まり、現在は大型の宿泊施設や、5,000坪もの広さを誇る花巻温泉バラ園などがあるリゾートエリアです。