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文化人がこよなく愛した名湯 阿寒湖温泉×渡辺淳一

北海道に生まれ、医学博士でもあった渡辺淳一。
医学から恋愛まで、幅広い分野を題材にした渡辺淳一が書いた自伝的長編小説が『阿寒に果つ』です。 作家みずからの、初恋の物語を描く舞台として選んだ、阿寒湖温泉の魅力をご紹介致します。

真面目な高校生の少年が思いを寄せた、魅惑の少女の悲しい物語

阿寒に果つ

北海道空知郡砂川町(現在の上砂川町)に生まれた渡辺淳一。札幌第一中学校に入学し、国語教師との出会いをきっかけに、文学の世界に魅かれていきます。 そして中学卒業後、進学した札幌南高等学校で、一人の女性と出会います。この女性こそが、のちに『阿寒に果つ』のモデルとなった女性です。 作品の主人公である時任純子は、同級生の俊一ををはじめ、5人の男性と恋愛関係にある魅惑の少女。真面目一筋だった高校2年生の少年が、純子に会ったことで芸術を 語り始めるなど、大いに影響を受け、翻弄されていきます。ヒロインの純子は、阿寒湖を2回訪れます。1度目は、5人いた恋人の内の1人と、スケッチ旅行へ。 2回目は、1人で阿寒湖を訪れました。そしてこのとき、命を絶つ決心をしたのでした。

作品が描かれた当時、札幌から阿寒までの道程は相当に遠く、時間を要する旅程だったに違いありません。その証拠に作品の中で純子は「ここまでは、もう誰も追ってこないわね」 と呟いています。作品が描かれた当時、札幌から阿寒までの道程は相当に遠く、時間を要する旅程だったに違いありません。 その証拠に作品の中で純子は「ここまでは、もう誰も追ってこないわね」と呟いています。

純子が、阿寒湖を訪れた際に宿泊したのが、「雄阿寒ホテル」でした。このホテルは現在、ホテルが立ち並ぶ阿寒湖畔のエリアから、およそ5キロメートルの場所に、 当時実際に存在していたホテルです。今は建物が取り壊されてしまっていますが、「左右は白樺、ブナ、楓などの樹木が囲んでいたが、緑を持っているのはエゾマツや トドマツの針葉樹林だけだった」という作中の描写を彷彿とさせる情景が、今なお残されています。 そして、「暮れてくるともはや物音ひとつしない」と作中に描かれているように、しんと静まり返った白銀の世界の中、18歳の女性は、阿寒でみずからの命を絶ってしまいます。

古き歴史を持つ阿寒湖温泉

マリモ

特別天然記念物であるマリモが自生することでも知られる阿寒湖。その南岸に位置する阿寒湖温泉の歴史をさかのぼると、 1858年(安政5年)に松浦武四郎がこの地を踏査した際、先住民族であるアイヌの人々がすでに温泉を利用していたと言われています。 その後、阿寒湖の神秘的な美しさと相まって、多くの人が魅了される名所に。現在は、ホテルや旅館、飲食店などが立ち並ぶ温泉街になっています。

阿寒湖温泉で気軽に楽しむ温泉スポット

まりもの手湯

阿寒湖温泉の泉質は、単純泉、硫黄化水素泉で湯温は38度から85度。神経痛や冷え性、疲労回復、リューマチ、慢性消化器病、痔疾などに効能があると言われています。 その恵まれた泉質を体感するには、旅館やホテルに泊まってのんびり滞在しながら、町を散策して、温泉にまつわるスポットを巡るのも楽しみのひとつです。

工房の手湯

「温泉工房あかん」の前にある手湯。
店の中には足湯もあります。

まりもの手湯

「かと里」の隣にある手湯。手湯を見守る「まりも」と「まりもの唄」の歌詞看板もあります。

よたちゃんの手湯

「ふじさわ民芸店」前にあります。

五つのしあわせの湯

パン屋さんの前にある足湯です。

遊び湯

通年利用できます。

宿イメージ

弁慶の足湯

弁慶の足湯

「ホテル阿寒湖荘」の中、遊歩道「湖のこみち」の横にあります。遊歩道が通れる4月から11月ごろまで利用できます。

ユックの湯

阿寒湖畔キャンプ場内にあり、キャンプ場の利用者でなくても利用できます。ただし、駐車場は有料です。利用期間は6月から9月ころ。

静寂の阿寒湖に訪れる、賑わいのとき

イベント

白銀の世界に包まれ、静寂の中にある冬の情景が印象深い阿寒湖ですが、季節ごとに催されるイベントのときには、 その秘めたる生命力があふれ出すように、大いに賑わいを見せます。

阿寒・湖水開き

阿寒湖に春の訪れを告げるお祭りです。セレモニーやアトラクションが用意されています。

イオマンテの火まつり

阿寒の自然や風土、文化を伝承する奉納舞踊です。

千本タイマツ

千本タイマツ

阿寒湖の豊かな自然を守り、後世へ受け継いでいこうという願いを込めて、祈りの灯りを灯します。 神々の通り道を示すように、阿寒湖温泉街に炎が揺らめく幻想的なお祭りです。

まりも祭り

アイヌ伝統の儀式、タイマツ行進、まりも踊りなどが催されます。

阿寒湖表情フェスティバルICE・愛す・阿寒「冬華美」

1月下旬から3月中旬にかけて、澄みきった北国の空を、冬の花火が彩ります。白くなった阿寒湖の湖面が、色とりどりの花火の色に染まります。