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観光名所や旅行、レジャーなどの情報を検索できる「旅探」が、温泉・スパ施設に関する用語(か行)をご紹介します。温泉やスパ施設は、私たちの身も心もほぐしてくれる癒しの場所ですよね。最近では、遊んで楽しめるところも増え、ますます魅力を増す温泉・スパ施設。そんな温泉・スパ施設のことがよくわかる当用語集をご活用下さい!

温泉・スパ施設用語集

温泉・スパ施設用語を50音順に見やすくまとめました!探している用語の行を選択して下さい。

か行

  • 海藻療法

    海藻療法(カイソウリョウホウ)

    海藻を利用した沐浴やパックのことで、「アルゴテラピー」とも言う。タラソテラピーの一種。海藻のパックで全身を包み温めることで、ミネラルを含んだ海藻・海水の働きによって肌をひきしめ、うるおいを与えるなどの美肌効果や、代謝を促進することでダイエット効果も増進する。アルゴテラピーで使用される原料の多くは、本場フランスのブルターニュ地方で採取・加工される。代表的な海藻に、ラミナリア・ディジタタ・フュキュス、ベジキュロシュス・リトタンリウム・カルカレウムなどがある。採取された海藻は生きたままの状態を保つため、フリーズドライ製法によって保存される。この海藻療法は、エステサロンやスパ施設などで受けることができる。

  • カウンセリングルーム

    エステ店、スパサロンなどにおいて、施術の前に悩みや症状などを相談する部屋のこと。メニューについての説明や金額などがここで提示される場合も多く、体調やカウンセリングシートなどに記入したり、担当のスタッフと話したりして最適な施術を受けるための準備を行なうために用意されている。ヘッドスパサロンでは、ここで頭皮のチェックを行なう場合もあり、皮膚科でも治療とは別で事前にカウンセリングルームを用意しているクリニックもある。心理カウンセリングを提供する店舗においては、治療のためのカウンセリングを行なう部屋をそのまま「カウンセリングルーム」と呼んでおり、近年では産婦人科にカウンセリングルームを併設するところがあるなど、施術や出産前のメンタルケアの面でもカウンセリングルームが必要と考えられている。

  • 加温

    「加温」とは、源泉から湧き出る温泉に事業者が熱を加え、湧出温度以上に温め、浴槽にお湯を注ぎ入れること。湧き出る温度が、入浴のためには低い温度の源泉のときに行なわれることが多い。入浴に適した温度は40〜44℃。加熱方法には、ボイラー等を使用し、温泉を直接「加温」する方法、熱交換器等を使用して「加温」する方法、温水や熱水を加えて「加温」する方法など。また、循環(濾過)装置を使用している際に、浴槽自体の温度が低下するのを防ぐために加熱することも「加温」に含まれる。しかし、「加温」によって、温泉の効能が大きく変化することはない。「加温」を行なう場合は、その理由と状況を明示することが義務付けられている。

  • 隠し湯

    「隠し湯」とは、日本の封建制時代に、土地の領主が独占的に利用した温泉のこと。各地にある温泉は、通常、地域の領民なども利用するが、領民が利用すると、家臣たちが療養のために利用することが困難となる。そこで、領主が特定の温泉の使用権を独占し、領民などは使用不可とした。つまり領民たちからすると“隠れた”温泉となるのである。「隠し湯」で有名なのは武田信玄で、将兵の湯治を目的に利用。信玄のライバルである上杉謙信や信玄に仕えていた真田氏も「隠し湯」を持っていたとされる。「隠し湯」という表現は、歴史ある温泉、秘湯、効能の高い温泉というイメージから、観光宣伝のために用いられることが多い。

  • かけ湯

    「かけ湯」とは、入浴前に体に湯をかけること。湯の温度に体を慣らすことと、浴槽の湯を汚さないために、入浴前に体の汚れを流すことが目的。また、温泉ではその成分によって肌に強い刺激を与えることもあるため、それらに体を慣れさせることも重要な役割がある。「かけ湯」の方法は、心臓から遠くにある足先など、体の末端から、足首、ひざ、腰、手首から腕、肩と、胸から遠い順が良い。「かけ湯」をせず、裸になってすぐ入湯すると、その2分後には血圧が30〜50急上昇する。これにより、入浴中の脳卒中、心臓発作のリスクが高まるが、「かけ湯」をしてから入浴すればその予防が可能。このように「かけ湯」には、様々な効能がある。

  • 火山性温泉

    「火山性温泉」とは、火山の地下に存在する“マグマ溜まり”を熱源とする温泉のこと。火山地帯では、地下数km〜10kmの浅い部分に、深部から上昇してきたマグマが1,000℃以上の高温になるマグマ溜まりを生成。一方、地上では、雨や雪が降ると、その一部は地中にしみ込み地下水となり、この地下水がマグマ溜まりの熱で温められる。この温められた地下水が、断層などで生じる自然の割れ目や、ボーリングなどによって地表に湧出したものが、「火山性温泉」。また、マグマのガス成分や熱水溶液などが混入する、あるいは流動中に岩石の成分を溶解することなどにより、温泉の泉質が形成される。

  • 貸切風呂

    「貸切風呂」とは、普段共同で使用している大浴場等を、主に時間制により貸切利用できること。通常の大浴場では男女別々になってしまう家族やカップルでの利用はもちろん、他の客に気兼ねなく、静かにゆっくり温泉に浸かりたい、素晴らしい景色を独り占めしたい、という層に人気が高い。一定時間のみの利用もでき、施錠も可能。完全に個人で利用することもでき、ヒノキ風呂・露天風呂・岩風呂など、趣向を凝らした風呂もある。関東では「貸切風呂」の表現が多用されるが、西日本では“家族風呂”と呼ばれることが多い。予約制の場合は、事前予約できる宿と当日チェックイン時に予約が必要な宿とが存在する。

  • カジノ・スパ

    その名の通り、カジノが楽しめるホテルやクルージング船で行なわれるスパのこと。「カジノリゾートスパ」と呼ばれることもあり、ラスベガスをはじめ、マカオやプエルトリコなど世界中の旅行客などに人気のコンセプトホテルとなっている。その多くは、館内にフィットネスやエクササイズができるスタジオや、ウエイトルーム、プールが設置されているタイプの他、客室にプライベートなスパ専用ルームを併設しているホテルなど、気軽なものからラグジュアリー感が味わえるものまで様々だ。こういった高級ホテルの中には、大自然の景観を利用したハイキングやロッククライミング、乗馬などが楽しめる「アドベンチャースパ」と言う、心身の癒しを目的にしたプログラムを導入するところもあり、他との差別化や話題になっている。

  • 加水

    「加水」とは、源泉から湧き出る温泉に、事業者が水道水や井戸水、湧水、河川水、湖沼水、海水などの水を加えて湯を注ぎ入れること。これらの水を、施設利用者(消費者)が、温泉が入った浴槽に加えることは、「加水」とされない。「加水」の目的は5つの分類があり、①冷却=源泉が高温の際に低温水を加えること、②加温=源泉が低温の場合に温水や熱水を加えること、③増量=湧出量の少ないときに低温水を加えること、または④加温・増量併用=温水、熱水を加えること、⑤希釈=源泉の成分を薄めること。また、アルカリ性が高い温泉の場合は、希釈が利用を許可する条件となっていることも。「加水」を行なう際は、その状況と理由を明示することが義務付けられている。

  • 化石海水

    「化石海水」とは、太古の地殻変動などで、地中に閉じこめられた古い海水のこと。“化石のように古い海水”の比喩的表現が名称の由来。海底で地層ができるときには、まず大きな石や砂などの間にあるすき間に、海水が入り込むことから始まる。通常は、その上に積み重なった地層の重さで海水が押し出され、ほとんどなくなるが、なんらかの条件が揃うと、海水がそのまま閉じ込められる、または砂などに海水の成分が張り付いて残存するという現象が発生。この海水が「化石海水」である。「化石海水」を利用した温泉には、高温になった岩石や、地下深くの地熱で温められた「化石海水」が自然に噴き出したもの、もしくはボーリングなどで「化石海水」を人為的に汲み上げたものが存在。

  • 化石水

    「化石水」とは、太古に海だった地域において、長い年月を経て陸地となった際、海水が地中に残存して地下水になったもの。代表的なものは、数千万年前から数億年前に形成された、アメリカ中西部プレーリー平原の「化石水」。地下水は大きく循環系の水と非循環系の水に分けられる。循環系の水は、川水のように降水等により増加し、長い時間をかけて流れていく。非循環の水は「化石水」とも呼ばれ、大昔の水が地下の帯水層に閉じ込められたもの。世界規模の穀倉地帯の農業は、「化石水」や地下水に依存しているため、石油と同様、使えば減少。「化石水」は、深い堆積盆地の深部に存在することが多く、一般に無機物または有機物を大量に含み水質は悪い。

  • 家族風呂

    「家族風呂」とは、旅館などにおいて、家族やグループなど少人数で風呂を貸切にて利用できるサービスのこと。不特定多数の人々と一緒に入浴する大浴場とは異なり、夫婦単位や子ども連れで入浴できる小浴場が、「家族風呂」の中でも多数を占める。客室付きのものと、別の場所に設けられているものがあり、施錠が可能。大浴場ではゆっくり入浴を楽しめないなどの要望を受け、「家族風呂」を設置する温泉地や旅館が増加。風呂の種類は、室内風呂から露天風呂まで多彩。利用時間も1回1時間程度の制約があるところから、無制限のところまで様々。また、事前予約が必要な施設、当日利用のみ可能な施設など、ルールはそれぞれ異なるため利用にあたっては、事前に確認する必要がある。

  • カポエイラ

    カポエイラ(カポエイラ)

    植民地時代からブラジルのサルバトル市など北東部に発達した舞踏、闘技のこと。原型は、「カポエイラ・アンゴラ」と呼ばれ、アフリカ系舞踏の性格が強い。相手にけりや攻撃を当ててしまうものは下手とされ、基本的には相手に触れずプレッシャーをかけてゆくため、格闘技とダンスの中間に位置するものとも考えられている。それでも、黒人大衆の反抗の手段となり得たため、たびたび禁止され、19世紀には演武は犯罪とされた。20世紀になって、空手やフランスのサバトの影響を受け、多彩で強力な足蹴り技をもつカポエイラ・レジオナルが成立し、現在では、サンパウロやリオ・デ・ジャネイロでも教えられている。日本では、フィットネスクラブやスパ施設などで健康を目的としたメニューとして体験することができる。

  • 釜風呂

    「釜風呂」は、大きな“かま”を蒸し風呂に利用したもので、日本古来からある蒸気浴の一種。主に日本列島の内陸部で広まりを見せ、京都市左京区八瀬の名物。「釜風呂」の起源は、壬申の乱の際、大海人の皇子(後の天武天皇)が、八瀬の地で矢を背中に受け、その傷を癒すために使用したことと伝えられている。その「釜風呂」は、炭焼釜にも似た、“かまくら”型のかまの中に、人が入れる穴蔵を造ったもの。内部の土全体が十分に熱するまで、焚き火をし、その後に灰をかき出し、床面に湿らせた筵(むしろ)等を敷く。そこに横たわって満ちてくる水蒸気を浴びることで疲労感なく発汗が促される。運動不足の人や高齢者への負担も少ない。

  • カラーセラピー

    色が持つ波長が心や身体に作用し、様々な効果をもたらす方法のこと。色彩療法。古代エジプトでは、ガラスの色を部屋にうつし込んで不調を治した「色治療」と呼ばれるものが生まれ、同じく古代インドや古代中国でも同じように色がもたらす作用が医療のひとつとして取り入れられていた。これが現代では癒しの手法として、不眠やストレス、不安感やうつ症状などの問題を解決する手がかりとして利用されている。カラーセラピーは、選んだ色で現在の悩みを解決に導く単独のカウンセリングから、アロママッサージやスパメニューなどの施術と組み合わせて相乗効果をもたらす場合などがあり、エステサロンやスパサロンなどにおいては、店舗設計の際にカラーセラピーに基づいた壁紙の色を施工するなど、空間づくりにも一役買っている。

  • カラン

    「カラン」とは、蛇口、正式には「水栓(水栓器具)」のこと。つまり、水やお湯の供給や止水、及び量を調整する栓(バルブ)がついている器具の総称。「カラン」という名称は、蛇口の形が首の長い鶴に似ていることからオランダ語で鶴の意味である「kraan(クラーン)」に由来。住宅用の「カラン」の形状には、ハンドルを回すことにより、出てくる水の量を調節する“単水栓”、2つのハンドルで湯水の混合や吐水、及び止水する“ハンドル水栓”、レバーの上げ下げで水の量や温度の調整ができる“シングルレバー式水栓”、浴槽に設定量のお湯が溜まると自動的に止水する“定量止水付水栓”などがある。通常は上水道用のもので、洗面所、台所、浴室等に設置されている。

  • 渦流浴

    「過流浴」とは、温水の中で物理的刺激を身体に加えることで、痛みを和らげ、血流を促す等の治療を行なう水治療法の一種。「過流浴」では、浴槽内に温水を入れ、モーターにより回転性の水流を起こす。この過流(渦巻く流れ)による機械的刺激により、温水による温熱効果と過流によるマッサージ効果が得られる。その方法は、手足の一部を温水の入った浴槽につけ、治療が必要な部位に過流を当てて循環を促進し、痛みの緩和、及び筋肉のリラクゼーションなどを図る。「過流浴」を受けたあとは、より効果的な運動療法を行なうことが可能。これは、筋肉を弛緩させ、マッサージや可動域訓練により可動域が広がるため。

  • カルダリウム

    古代ローマ時代に開発された高温の浴室のことで、解毒作用があるとされていた。召使いなどが絶えず火に木を足しながら、床下に熱い空気を流す「ハイポコースト」と呼ばれる方法で蒸気によって部屋を暖めており、浴室の中に湯船が設置してある場合もあった。古代ローマ人は、カルダリウム(熱浴室)に入りオリーブオイルで身体を洗浄したあと、暖かいオープンスペースの浴場「テピダリウム(温浴室)」に進み、最後に冷水の湯船がある「フリギダリウム(冷浴室)」の順で大衆浴場を利用していた。現代におけるカルダリウムは、スパ施設などにおいて床下が暖かい部屋のことを呼び、日本でも採用している店舗がある。また、蒸気浴が体験できるサウナメニューの一種としてサービスを提供しているスパ施設も各地に見受けられる。

  • 感覚遮断浮遊カプセル

    感覚遮断浮遊カプセル(カンカクシャダンフユウカプセル)

    外部からの光や音を遮った容器に高塩分濃度の液体を入れ、人間が浮かべるように作られた設備のこと。1945年(昭和20年)にアメリカの神経生理学者であったジョン・C・リリィ博士が「人間の五感をできる限り遮断したら、脳にどのような作用があるのか」という考えをもとに考案したもので「アイソレーション・タンク」とも呼ばれた。研究の結果、暗くて温かい環境の中で無重力状態で浮かぶことで大きなリラクゼーション効果を生み出すことが分かり、1990年代以降は「フローティング・タンク」とも呼ばれるようになった。こういった感覚遮断浮遊体験をメニューとして提供する施設も点在し、体験者からは浮遊によって筋肉の緊張がほぐれるリラックス効果に加え、感覚を研ぎ澄ませることで非日常の体験ができるなどの声が上がっている。

  • 間欠泉

    「間欠泉」とは、一定の間隔ごとに噴出する熱湯や水蒸気による温泉のこと。周期は、数秒から数年など様々で、火山地域に存在。「間欠泉」には、天然によるものと、ボーリングによるものとがある。世界的に有名なのは、ニュージーランド、アイスランド、アメリカのイェローストン国立公園の「間欠泉」。国内では、宮城県の鬼首(おにこうべ)温泉。噴出する仕組みについては諸説あり、代表的なものは、地下の空洞に溜まった高温の温泉に、水蒸気によって高圧力がかかり地表に噴出する、という“空洞説”と、墳孔の底と出口との大きく異なる温度差で噴出するという“垂直管説”がある。

  • 関節痛

    「関節痛」とは、関節の痛みを言い、関節疾患の主症状のこと。関節に異常が起こると、痛みや腫れ、硬直や変形などが発生。「関節痛」の痛みには、自発痛=何もしなくても痛む、圧痛=押すと痛む、運動通=動かすと痛む、がある。さらに、その痛みが一ヵ所か、複数箇所か、片側だけか、左右対称の関節の痛みか、も病気を診断する上で重要。「関節痛」と言えば、膠原病(こうげんびょう)が挙げられるが、その他、足の親指が突然痛み出す通風や骨の腫瘍など、様々な病気が要因となっている場合が多い。五十肩や変形性膝(しつ)関節症でも、それぞれ肩関節痛や膝関節痛が初発症状であり主症状。また、捻挫(ねんざ)や脱臼(だっきゅう)などの後遺症として「関節痛」が残存することもある。

  • 関節リウマチ

    「関節リウマチ」とは、骨や関節、筋肉など、体を支えたり動かしたりしている運動器官の病気、“リウマチ性疾患”のうち、関節に炎症が続き、関節が侵され、機能障害を引き起こす病気のこと。「リウマチ」とは、ギリシア語で「流れる」という意味を持つ言葉で、筋肉や関節に痛みと炎症を引き起こす病気の毒素が体の各所に流れると考えられていたために名付けられた。「関節リウマチ」は、手首や手足の指などの関節が腫れる症状。特徴的なのは、左右両側の関節に対称的に現れることが多く、何もしていなくても痛みがあること。その痛みは「かみつかれたような痛み」に例えられる。これらは体の免疫機能に異常があるため、関節に炎症が起こって生じるものである。

  • 含アルミニウム泉

    「含アルミニウム泉」とは、温泉1kgに対して、陽イオンのアルミニウムイオンが100mg.以上含まれるという成分条件をクリアした温泉のこと。主成分をアルミニウムとする泉質の一種。色は無色透明、赤みがかった透明色、茶褐色など。国内に存在する「含アルミニウム泉」は、少数。大半の「含アルミニウム泉」の旧泉質名は、“明礬泉(みょうばんせん)”。効能は数多く、殺菌効果が高いため、特に慢性皮膚病に効くとされている。他にも肌のハリを回復させる、眼病、じんましん、結膜炎、水虫、多汗症に効果的と言われている。

  • 含鉄泉

    「含鉄泉」とは、温泉水1kg中に、鉄Ⅱあるいは鉄Ⅲによる総鉄イオンを、20mg以上含有している温泉のこと。泉質名を表す陰イオンにより、炭酸水素塩型と硫酸塩型に分類。源泉は無色透明だが、鉄は空気に触れると酸化するため、お湯は茶褐色などに変色。そのため「赤湯」と呼ばれることも。鉄による熱伝導率により、身体が芯から温まり、冷え性緩和が見込める。また、月経障害や更年期障害などといった、女性特有の不調改善に効果的なため、“婦人の湯”、などとも言われる。その他、リウマチ性疾患、慢性湿疹、筋肉痛や関節痛などへの効能が期待可。飲用すると、鉄分を体内に摂りこみやすくなり、貧血に良いとされているが、飲用前には衛生状態に細心の注意が必要。

  • 含銅鉄泉

    「含銅鉄泉」とは、銅イオンが温泉水1kg中に1mg以上ある療養泉で、温泉の泉質の一種。主に銅、鉄を含む。いわゆる“傷の湯”と言われる硫酸塩泉には、微量の銅イオンが含まれることが多いが、日本にある温泉の中では、「含銅鉄泉」は非常に希少。源泉湧出後の酸化により、お湯の色は、“含鉄泉”と同じように、茶褐色などになるのが特徴。効能も“含鉄泉”と類似したものが多く、貧血、高血圧症、更年期障害のほか、保湿成分が高いため、皮膚疾患にも効果が期待できる。また、「含銅鉄泉」は、口に含んだときに独特の“しびれ味”がある。

  • 岩盤浴

    温めた天然石や岩石を加工したベッドの上で横になり、健康的に汗をかくサウナの一種。多くの場合、作務衣などの浴衣を着用してベッドの上にバスタオルなどを敷いて利用する。岩盤の遠赤効果でゆっくりと身体を温めることで新陳代謝が良くなり、脂肪を燃焼しやすい体質にする他、身体に蓄積した老廃物や有害金属が排泄されやすくなるため、デットクス効果もあると言われている。日本では、健康はもちろん美容やダイエット効果があるとして、女性を中心に「岩盤浴ブーム」とも言えるムーブメントを巻き起こした。また、高温のサウナとは違い、浴室の温度が40℃前後と低温で過ごしやく、高齢者でも無理なく利用できることから支持者は多い。大量の汗をかくため、入浴前・入浴後に水分補給をしっかり行なうことが大事である。

  • 含よう素泉

    「含よう素泉」とは、温泉水1kg中に、よう化物イオンが10mg以上含まれる温泉の泉質のこと。非火山性の温泉に多く、時間が経過すると黄色く変色。2014年(平成26年)の「鉱泉分析法指針」の改訂で追加された泉質。よう素は活性度の高い元素のため、強い酸化力で殺菌作用を発揮。「含よう素泉」は、浴用の効能(泉質別的適応症)がなく、飲用で“高コレステロール血症”のみに効能がある。また、「含よう素泉」は多くないため、飲用許可が認められていることも貴重。「鉱泉分析法指針」改訂後に再度分析し、正式に「含よう素泉」になったものは非常に少なく、認められた「含よう素泉」は意外にも東京などにも。それは、星野リゾートが、東京大手町で掘削した源泉“大手町温泉”である。

  • 気功

    中国伝統の民間療法で代替治療のこと。心身が安定してリラックスしている状態で、動作、呼吸法、イメージや瞑想を用いて、総合的に心身の自己コントロールを行なうのが気功の大きな特徴である。また、スポーツでは筋肉を鍛えるが、気功は内臓を鍛えるという説もある。気功が発祥した中国では、数千種類の気功法が存在すると言われており、体操や呼吸法、イメージ・トレーニングや瞑想のようなもの、それらを併せたようなものなど、気功の種類によって多種多様である。こういった中国の気功法は、日本の健康法や伝統療法、現代の臨床心理法などと結びつきながら、気功マッサージや気功セラピーなどとして、エステサロンやスパ施設などで行なわれている。

  • 吸引療法

    「吸引療法」とは、微粒子化した温泉水を、呼吸しながら吸入する温泉療法のこと。気管部を温め、潤し、滅菌可能なため、呼吸器関係の疾病治療に応用される。呼吸困難を和らげる、及び痰を除去する効果などに速効性があると認められている。“温泉療法”とは、温泉に入浴する、飲用する、あるいは吸入するなどにより、傷病を治療する医学的見解に則った医療法。中でも例えば、優れた泉質の“療養泉”であるラジウム温泉の「吸引療法」の場合は、入浴時に成分の“ラドン”が空気中に広がるため、鼻で深呼吸をするとより効果的。主な効能は、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢(たんのう)炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病など。ただし、湯あたりを起こしやすいため、半身浴にすることが重要。

  • 休養

    「休養」とは、仕事などを休み、気力や体力を養うこと。日頃、仕事などで蓄積された疲労の回復やストレスの解消をし、休養後の多忙な日々に備えるためにも、必要な物である。身体の疲労の原因は、全身の筋肉を動かすためのエネルギー(栄養)の不足と、疲れると筋肉にたまってしまう疲労物質、“乳酸”の蓄積。それにより、身体がこわばり、張りやだるさなどが表出する。そんなときは、睡眠をたっぷり取ること、バランスの良い食事を摂取すること、及び適度な運動をすることが有効。加えて、緊張した神経をほぐし、心と身体をリフレッシュするには、“温泉”が効果的。筋肉の緊張を解き、血行を促進し、乱れがちな自律神経を正常に整える効果があると言われており、「休養」や睡眠の質の大幅アップが可能。

  • 筋肉痛

    「筋肉痛」とは、運動に伴って起こる筋肉の痛みのこと。一般的に、筋肉痛とは運動を終え、時間を経てから生じる。「筋肉痛」のメカニズムは、運動によって傷ついた筋繊維を修復するときに起こる痛みであるという説が有力。「筋肉痛」は、誰もが経験したことがあるように、回復するにつれ自然と治まっていくが、可能なら早期回復させたい。その方法のうちのひとつが“温冷浴”。温水と冷水に交互に浸かる入浴法である。筋肉は冷やすと炎症が抑えられ、温めると血行が良くなるため、自律神経が整えられ新陳代謝が活発になる。そして、老廃物や乳酸などを除去できるから。温泉でも同様にこの入浴法は効果的。特に、塩化物泉、石膏泉は筋肉痛の痛みを和らげる効能があるとされている。

  • クアタラソ

    「クアタラソ」とは、タラソテラピーの施設のこと。“タラソテラピー”は、ギリシャ語の“海=タラサ”と、フランス語の“療法=テラピー”からなる造語。日本では“海洋療法”と訳されることが多い。海洋性の環境や海水、海藻、及び海泥などの海産物を、病気治療、健康増進、及び美容に用いる方法。フランスで紀元前に誕生し長い歴史を持つが、日本では、美容法の一種としての認知度が高い。温めた海水を“海水温浴”として用いる。海水は、温泉の成分と非常に類似しているが、湧出した物ではないため、温泉とは異なる。ただ、泉質は塩化物泉に相当するため、効能は同様。この“海水温浴”は、日本ではすでに、平安時代から利用されており、「クアタラソ」にあたる営業用の施設が季節を問わず開設され、“潮湯(塩湯)”と呼ばれていた。

  • クアハウス

    「クアハウス」とは、温泉を利用し、静養と健康増進を目的として、入浴と運動などが行なえる設備を備えた多目的温泉保養施設のこと。ドイツ語で「療養の家」という意味。医療などの専門家の指導により、個々の利用者に適したトレーニングを行なうために、トレーニングルーム・バーデゾーン・プール・リラックスゾーンなどを整備。ドイツでの例を参考に、日本古来の温泉医学、及び現代医学などを取り入れている。厚生労働省では「温泉利用型健康増進施設」と呼び、一定の基準を満たした施設に厚生労働大臣認定のマークを交付。日本では、療養目的を第一に考えている温泉施設に対し、「クアハウス」の呼称が用いられるが、純粋なサウナ、健康ランドなども「クアハウス」と呼ぶことが多い。

  • 薬湯

    「薬湯」とは、薬草などの薬を入れたお風呂のこと。もともとは、病人を回復させるための物だったが、健康な人も、血行促進などの効果をより求めて好んで入浴することがある。生薬の効能と香りを楽しむことができるのが特徴。「薬湯」の始まりは、江戸時代。病人が病気を治すために植物を入れた「薬湯」を使用。また、当時の銭湯では、客寄せに、「薬湯風呂」を利用していた浴場も。 “日本三大薬湯”と言えば、兵庫県“有馬温泉”、群馬県“草津温泉”、新潟県“松之山温泉”が有名。「薬湯」は、植物中の精油成分や、諸成分などにより、保温、保湿、発汗、芳香、美肌などに効果的。また、ミネラルや各種有機物が多く含まれているため、体内の代謝活動が活発化。自然治癒力や自己免疫力などが促され、諸症状の緩和につながる。

  • 掘削権

    「掘削権」とは、掘削の際に事前に許可を得ること。温泉法では、温泉を湧出させる目的で土地を掘削する際は、事前に都道府県知事の許可が必要。温泉審議会に温泉掘削許可申請を提出し、掘削許可証を取得しなければならない。半年ごとに審査審議会があり、許可が下りるまで2〜3ヵ月程必要。審議会への申請は年に2回と定められているため、それに合わせ掘削をすることになる。温泉法の審査はかなり厳しく、申請から掘削・くみ上げまでは一年半を要し、非常に手間と時間がかかる。地熱発電に利用するための熱水・蒸気の掘削、地熱開発のための探査時に地下の熱水貯留状況を確認し、資源量を検討するための掘削など、温泉の湧出が見込まれる場合は掘削許可申請が必要。

  • クラニオセイクラルセラピー

    クラニオセイクラルセラピー(クラニオサクラルセラピー)

    日本では「頭蓋仙骨療法」と言い、施術者が力によって頭蓋仙骨のゆがみを整える療法を指す。オステオパシー(整骨療法)から派生したもので、1900年代初頭よりウィリアム・ガナー・サザーランド医師らによって研究、臨床がなされた療法である。頭蓋骨が呼吸のリズムに合わせて動いていることが証明され、このリズムを正常に戻すことで脳脊髄液の流れを活性化する。方法は、ごく弱い圧力で仙骨や身体にアプローチをかけていき、ホルモンバランスの乱れや自律神経を整えたり、不眠やストレスなどの不調を緩和させたりする。施術は、医療資格者のみが行なうことができるが、日本では専門の医師は認められていないため、セラピストなどが専門知識を習得し、サービスを提供している。

  • クリームバス

    インドネシアに古くから伝わるヘッドマッサージ&トリートメント。クリームを頭皮に馴染ませマッサージを行ない、地肌や毛根の汚れを取り除き、さらにツボを刺激することによって血行が促進され頭皮の健康を保つことができる。使用するクリームは、キャロット、アロエ、アボカド、ケミリ、ケトンべ、ジンセンなど数種類のクリームの中から自分の髪質に合ったトリートメントクリームを選ぶことができる。効能は髪の健康のみならず、眼精疲労、肩こり、偏頭痛、リラックス効果によりストレス解消などにも効果がある。ヘッドスパと混同されやすいが、ヘッドスパは頭皮の汚れを落とすのを重点的にしている施術であるのに対し、クリームバスは天然成分配合のクリームを使うことにより頭皮に栄養をいれていく施術と言える。クリームバスで有名なスパはバリ島に多数あり、中でも「ジ・アムルタ」はバリ島初のクリームバスを導入したスパとして知られている。

  • クレイ

    「クレイ」とは、英語で粘土のことを指し、スパなどでクレイを使い施術することを「クレイセラピー」と呼ぶ。発祥地は不明であるがその歴史は古く、古代ローマや古代エジプトでも治療や儀式にクレイを用いていたことが伝わっている。現在でも、フランスを中心としてクレイセラピーを日常生活に取り入れる地域があり、インド、メキシコ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどで外用、内服にクレイを利用している例は多い。日本では、外用として利用されることが主であり、代表的な使用方法として乾燥した泥粉末に水分などを加えてペースト状にし、身体や顔に塗布する。その他にも、クレイパウダー、クレイオイル、クレイウォーター、クレイジェルなどの使用例があり、その目的によって使い分けることができる。沖縄の「マリンシルト」、韓国の「黄土」、フランスの「ホワイトクレイ」、モロッコの「ガッスール」、火山の「ベントナイト」などが有名である。

  • 黒湯

    「黒湯」とは、主に湯船での湯の色が黒、あるいは黒褐色の源泉または温泉のこと。植物などが腐敗してできる有機物(フミン酸)が溶け込んだ湯のことで、塩分を含んでおり、粘度が高いという特色を持つ場合が多い。東京の温泉は「黒湯」が湧出することが多く、日本屈指の黒さである。大昔、関東平野は海底にあり、地層の中に海藻や植物を含んだ層があった。その海藻や植物が分解されて“フミン酸”が溶け込み、それが「黒湯」となって湧出。特徴的なのは、温泉は効能成分が劣化するのに対して、「黒湯」は劣化しないこと。フミン酸が地上に出ても劣化しないため、炭酸水素ナトリウム(重曹)を始め、溶け込んだミネラル分は温泉中に保たれており、美肌に良いとされる。

  • グリーンタフ型温泉

    グリーンタフ型温泉とは、ユニークな起源を持つ非火山性温泉という意味。グリーンタフとは、緑色凝灰岩のこと。今から1000〜2000万年程前の新第三紀中新世という時代に起こった火山活動で生じた火山灰や火山岩などの堆積物が、海底に沈積。堆積した物がその後埋没し、高圧力・高温度の条件のもと、変質してできた岩石のことである。海水中のナトリウムイオンやカルシウムイオン、硫酸イオン、塩化物イオンなどを取り込んだ緑色を帯びた鉱物の生成により、緑色がかった色調を持つことが多いため、こう呼ばれている。このグリーンタフ中に、熱せられた地下水が入りこみ、成分を溶出してできた温泉が、グリーンタフ型温泉なのである。

  • 血行

    「血行」とは、血液の流れのこと。血流とも言う。血液は、体内の細胞が正常に働くために必要な栄養素を、身体の隅々まで運び、不必要な物を排出させる大切な役割を担う。それが、何らかの原因で体全体に血液が行き渡らなくなると、身体には様々な障害が生じる。老廃物の代謝もうまくいかなくなり、「血行」が悪くなるという悪循環に陥ることも。その結果、肩こりや冷え、血栓や脳血流といった症状を発症する場合もある。これらをまとめて血流障害、または血行障害と呼び、さらに症状が進んでいくと動脈硬化や脳梗塞など生命にかかわる疾患のリスクが高まることとなる。血行不良は疲労、ストレス、寝不足、冷え、そして喫煙や栄養不良等によっても引き起こされる。

  • 健康ランド

    健康ランド(ケンコウランド)

    大規模な大衆浴場のことで、「スパ」や「健康センター」、「クアハウス」などとも呼ばれる。露天風呂や薬湯、サウナやジャグジーバスなど多種の浴場を備え、マッサージ室やカラオケ、アミューズメント施設や食堂なども有し、中には24時間営業している大部屋に仮眠室を備えるところもある。タオルや石鹸を持参しなくても、館内で入浴に必要な用具はすべてそろうのが特徴で、銭湯との大きな違いでもある。料金は、銭湯が大人1人400円前後で入浴できるのに対して、大人1人1,000円〜2,500円程度と少し高額である。元々は、中高年層の利用が多いイメージの健康ランドであったが、近年はファミリー層や女性をターゲットとしたサービスも増えてきており、女性に人気の岩盤浴やアロマトリートメントなどを取り入れている施設も増えてきている。

  • ゲルマニウム温浴

    ゲルマニウム化合物を溶かした40℃〜43℃の湯に、20分間程手足を浸して行なう温浴のこと。ゲルマニウムの特性である酸素を大量に発生させる効果を利用した温浴法で、短い時間浸るだけで全身にゲルマニウムが行き渡り、身体を芯から温める。これによって、普段汗をあまりかかない人でも短時間でたくさんの汗をかくことができ、体内の老廃物や余分な脂肪を体外へ運び出してくれるデトックス効果があると言われており、女性を中心に人気を博している。ゲルマニウム温浴は、主に専用のゲルマニウム温浴器が設置されたスパ施設などで行なうことができるが、自宅でも簡単に温浴体験ができる自宅用温浴器も販売されている。心臓に負担が少なく簡単にできるといったメリットがあるが、20分以上温浴を続けるとのぼせてしまったり、体力が消耗したりしてしまうため、温浴時間には注意が必要。

  • 高温泉

    「高温泉」とは、湧出したときの温度(泉温)が42℃以上の温泉のこと。入浴してもっとも気持ちの良いと言われる風呂の水温は42℃と言われているため、温泉地の大浴場はほとんど42℃前後に設定されている。「高温泉」の良さは、交感神経を刺激し、体を目覚めさせ元気にすること。源泉の温度が高い程、効能成分が濃い(成分が多い)傾向にあることも優れた点。しかし、「高温泉」だけが優れているわけではない。熱すぎる湯は、肌への刺激が強すぎる場合もあるため、長時間入浴すると体への負担が大きい。また、「高温泉」を適温にするために時間をかけたり、加水する必要もある。刺激に弱い人は、適温に加熱した「冷鉱泉」、「低温泉」を選ぶと良い。

  • 高温浴室

    別名、「カルダリウム(caldarium))。古代ローマ風呂の最も高温な浴室を指し、解毒作用があると言われている。「ハイポコースト」と言う、熱気と煙を床下や壁に送り込む方法により、非常に高温多湿の部屋が作られる。「ハイポコースト」は、ローマの重要な発明のひとつとされ、現代のセントラルヒーティングの先駆けでもある。高温浴室に入ったあとは、微温浴室(テピダリウム)、冷水のプール(フリギダリウム)へと順に進んでいく。現代においては、欧米では体育館やスパにある床が暖かい部屋を「カルダリウム」と呼ぶ。また日本でも、カルダリウムと称されたスペースが大型スパ施設などで見受けられることがあるが、すべて高温とは限らず、蒸気熱の解毒作用を利用した蒸気浴ができる場所として設けられている場合もある。

  • 高血圧症

    「高血圧症」とは、高血圧が続く状態のこと。動脈の血圧が正常値を超えた状態を高血圧と言い、この状態が続いている症状を「高血圧症」と言う。血圧は非常に変わりやすいため、何回か血圧測定を行ない、常に最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が90mmHg以上のいずれか一方、もしくは両方が持続するときに「高血圧症」と診断される。「高血圧症」の原因となった病気が明確に分かる症状を“二次性高血圧症”と言い、原因の不明な症状を“本態性高血圧症”と言う。「高血圧症」を引き起こす病気の原因としては、内分泌異常、腎臓病、動脈の炎症、遺伝、食塩の摂取量、血圧を調整するホルモンの異常等などが挙げられる。

  • 公衆浴場

    「公衆浴場」とは、“公衆浴場法”によって定められている「温湯、潮湯または温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」のこと。純粋な「公衆浴場」“銭湯”が登場したのは、江戸時代になってから。当時の銭湯は、蒸し風呂の一種だった。「公衆浴場」の形態としては、一般公衆浴場と特殊公衆浴場がある。一般公衆浴場は、湯屋、銭湯、風呂などであり、施設の衛生基準や水質基準、営業施設の距離規制、入浴料金の上限などが法律で定められている。統制される一方で、様々な特典により保護もされている。特殊公衆浴場は、サウナ、ヘルスセンター、健康ランド、岩盤浴、家族湯、高齢者福祉センターの入浴施設などであり、料金規制などは受けない。

  • 公衆浴場法

    「公衆浴場法」とは、塩湯、温泉などを使用して、公衆を入浴させる施設に対し、公衆衛生、風紀などの観点から、規制を加える法律のこと。公衆浴場は、多勢の人間が集まるところであり、様々な衛生上の問題が生じることもあるため、規制が加えられている。また、「公衆浴場法」では、公衆浴場の経営についても規定。公衆を入浴させる施設を営業するためには、「公衆浴場法」に基づき、施設の所在地を管轄する保健所長の許可が必要。公衆浴場の許可は、公衆浴場法施行条例に定める構造設備基準、適正配置基準にも従っていなければならない。同法に違反する行為に対しては、営業許可の取消処分や刑事罰が課されることもある。

  • 鉱泉

    「鉱泉」とは、地中から湧出する温水、及び鉱水の泉水のこと。泉温が、源泉周囲の年平均気温よりも常にかなり高温であるか、あるいは多量のガス状物質や固形物質、もしくは特殊な物質を含む物を言う。温泉も「鉱泉」のひとつであるが、温泉と「鉱泉」との違いは、温泉が水蒸気やガスを含む物であるのに対し、「鉱泉」は水蒸気やガスを含まないこと。環境省による“鉱泉分析法指針”による分類では、25℃未満の物を冷鉱泉、25℃以上34℃未満の物を低温泉と言う。温泉は、34℃以上42℃未満の物であり、42℃以上の温泉は高温泉。また、「鉱泉」の中で、治療の目的に使用できる物を“療養泉”と言うことも、同指針により定義されている。

  • 鉱泉スパ

    鉱泉スパ(コウセンスパ)

    鉱泉は英語で「mineral spring」と言い、常水よりも温度が高く、地下からのわき水の中では温度が低く、医学的に効能のある鉱物質を含む水のことを指す。スパを直訳すると「鉱泉」「温泉」「湯治場」と言う意味になるが、厳密には鉱泉と温泉とは区別されて使われており、日本の温泉法では25℃未満のわき水を鉱泉、25℃以上のものを温泉と位置づけている。「鉱泉スパ」と言う呼び名は、かつて低温の温泉を提供していた施設のことをこう呼ぶことがあり、また、ミネラルなどの成分を多量に含んだ温泉や海水などを水源としているスパ施設を指すものとされていたが、鉱泉も温泉の一種として認識が広まりつつある近年では、あまり一般的ではなくなっている。

  • 鉱泉分析法指針

    「鉱泉分析法指針」は、環境省自然環境局によって制定された、温泉、鉱泉、及び泉質を定義する行政指針のこと。日本の温泉は、“温泉法”と「鉱泉分析法指針」で定義されている。例えば、温泉の泉温は、「鉱泉分析法指針」により、冷鉱泉、微温泉、温泉、高温泉、の4種類に分類。さらに、「鉱泉分析法指針」によると、鉱泉に該当する物の中でも、特に医療的な効果が期待できる物、治療目的に利用される物を“療養泉”と言い、それに含まれる温泉成分も特別に規定。また、温泉の浸透圧に基づき、温泉1kg中に溶けている溶存物質の量、あるいは氷点によって、低張性、等張性、高張性、という分類も行なっている。

  • 効能

    「効能」とは、ある物質の作用によって得られる効果のこと。温泉における「効能」は、その泉質によるが “温泉分析書”に記載。また、それ以外にも、体を温めることにより、血行が促進され、老廃物が流れやすくなり、その結果、痛みや疾病の症状も和らぐとされている。また、温泉の水圧や浮力により、筋肉や関節を動かしやすくなること、及び精神的にリラックスすることによる心理効果なども得られる。お湯の飲料や、湯気の吸引による「効能」がある温泉も存在。さらに、泉質などにより「効能」は変化。例えば、弱アルカリ性低張性高温泉は疲労回復に効果があり、傷の回復を早めるのは硫酸温泉など。入浴すると、肌から様々な成分が浸透するため、ゆっくりとお湯に浸かることにより、自然治癒力が上がっていくことも知られている。

  • 腰湯

    「腰湯」とは、腰から下の部分を湯に浸す入浴方法のこと。温泉にも「腰湯」専用コーナーを併設している施設も存在。温熱作用と水圧により、全身の血液循環が改善され、リンパや血液の流れを良くする。“着物”を日常的に着ていた昔から、着物を着たまま、手軽にできる入浴法として用いられていた。一般的に言われる半身浴との違いは、半身浴が、ややぬるめのお湯に、みぞおちまで浸かるのに対して、「腰湯」は45℃〜47℃までの熱いお湯に、臍(へそ)の部分まで浸かるという点。足には毛細血管が集まっており、腰には内臓の神経が集まっているため、足と腰を集中的に温めることにより、毛細血管が活性化され、内臓全体の働きも良くなる。さらに、月経不順、生理痛などの婦人病、冷えによる腹痛などを改善する働きもある。

  • 混浴

    「混浴」とは、不特定多数の人が男女の隔たりなく、同じお湯に入浴すること。日本では、江戸時代から公衆浴場が存在しており、脱衣場は男女別だったが、浴場は「混浴」だった。一部の地域にある温泉地では、脱衣所だけが男女別に分かれている「混浴」浴場が残っているが、全国的にみても「混浴」のできる温泉は多くない。都道府県別の“公衆浴場条例”では、10歳以上の男女を混浴させてはいけないことが義務付けられている。しかし一方、湯治場では、温泉の利用者と付き添い人が一緒に入浴する必要があることから、「混浴」の存続を望む声も多い。夫婦や家族、カップルなどで温泉に浸かりたい場合は、「混浴」できる宿として、貸切風呂や露天風呂付客室などがある。

  • 五右衛門風呂

    「五右衛門風呂」とは、日本のお風呂の種類のひとつで、鋳鉄製でできた風呂桶を、直火で直接沸かして入浴する形式と、その風呂器具一式の総称。全体を鋳鉄で作った物(長州風呂)と、湯桶の下に鉄釜を取り付けた物がある。風呂桶の底部に直接触れると火傷をするため、木製の踏み板や下駄を湯桶に沈めて湯浴みする。「五右衛門風呂」は、縁が木桶で、底のみが鉄の物を指す。鋳鉄製のため保温力が高い。使用していると浴槽の表面に皮膜(酸化皮膜)を作り、この皮膜が鉄と酸素の結合を防ぐため、サビを防ぐ。湯を沸かす際に使わなくなった紙・木などを燃料とするため、資源を有効活用できるのも魅力。名前の由来は、安土桃山時代の盗賊、石川五右衛門が釜茹での刑に処せられたことによる。

  • 五十肩

    「五十肩」とは、中高年の人が悩まされる肩の痛みで、肩関節の周囲に起こる炎症のこと。医学的には、「四十肩」とともに、「肩関節周囲炎」という病気。特に40〜60代のときに発生することが多く、肩から腕が痛み、肩の動き(可動域)が制限されるという特徴がある。また、通常は片側にだけ発生。症状としては、腕が上がらない、背中がかけない、衣服の脱ぎ着もできないなど、日常生活に支障をきたす。肩関節とその周辺組織に炎症を起こすため、炎症を起こしている部位と炎症の程度により、様々な症状が出てくる。「五十肩」になる原因は、いまだ解明されていないが、加齢に伴って肩の関節や筋肉などに変化が起こり症状を引き起こすと考えられている。主な治療は、痛みを和らげ、可動域を広げること。薬物療法、運動療法、理学療法で改善することが多い。

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