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温泉を利用した浴場②/歴史ある共同浴場



古くからある共同浴場のお湯は、その歴史的状況から「源泉かけ流し」であることが多く、お湯の質は特に優れていると言えるでしょう。

全国数ある共同浴場の中から、歴史を垣間見ることができ、さらに建物や湯船、源泉について個性あふれる浴場をご紹介します。一度は訪れてみたい共同浴場です。

那須湯本温泉「鹿の湯」(栃木県)

那須湯本温泉「鹿の湯」(栃木県)

那須湯本温泉「鹿の湯」は、古くから湯治場として人気を集めてきた那須湯本温泉の発祥の湯。

2013年3月にリニューアルされましたが、建物は明治時代、玄関は大正時代に建造されたそのままの姿を受け継いでいます。

総木造りの大浴場には6つの湯船が並んでおり、それぞれ41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃(女湯は48℃のみなし)という温度の異なる酸性硫黄泉がかけ流されています。それらの中から好きな温度を選んで入浴。短熱浴をすると最も効果があり、「腰まで1分、胸まで1分、首まで1分」という入浴法を繰り返すことがポイントだそうです。

湯の峰温泉「つぼ湯」(和歌山県)

湯の峰温泉「つぼ湯」(和歌山県)

1800年前に発見されたと言われる湯の峰温泉。平安時代から、天皇が熊野詣でをする際にからだを清める「湯垢離」に立ち寄ったことで知られています。

日本最古の共同浴場「つぼ湯」は、この湯の峰温泉の間を流れる川の袂にあります。天然岩をくり抜いただけの小さな湯船で、2人入ればいっぱいになるほどの大きさ。1日に7回色を変えると言われる湯が今もコンコンと湧き出ています。

日本の温泉の原点ともいえる存在で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、世界文化遺産にも登録されています。

有福温泉の「御前湯」(島根県)

有福温泉の「御前湯」(島根県)

三方を山に囲まれた谷間にひな壇状に広がる、湯治場風情あふれる有福温泉。石畳を登りつめた一番上に、周囲に異彩を放つレンガ造りの共同風呂「御前湯」があります。

1300年以上の歴史をもち、難病を治すとされる「福の湯」がその前身。昭和初期に建設された洋館風の館内外と浴室・湯船は、何ともレトロな雰囲気と重厚感を漂わせています。

湯船の中央に位置する湯口から、まるで噴水のように源泉が注がれ、湯船のどこに浸かっていても新鮮なお湯に触れることができます。アルカリ性の単純温泉はやわらかく、まるでシルクのような感触。極上のお湯を味わえること間違いなしです。

別府温泉「竹瓦温泉」(大分県)

別府温泉「竹瓦温泉」(大分県)

日本を代表する温泉地「別府温泉」。130以上の共同浴揚が点在する中、中心街に湯けむりを上げ、ひときわ存在感のあるのが「竹瓦温泉」です。

1879(明治12)年に創建された当初は竹屋根葺きの浴場で、のちに瓦葺きに改修されたため、この名が付いたと伝えられています。現在の建物は、1938(昭和13年)に建設されたもの。豪華な唐破風造りの木造建築で、レトロでかつ重厚感があります。

普通浴場の他、名物の砂湯があり、浴衣を着て砂の上に横たわると、砂かけさんが温泉で温められた砂をかけてくれます。けっこう重いのですが、温熱効果はバツグン。砂から出たあとの爽快感はたまりません。