ご希望の温泉・スパ情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト温泉・スパリサーチ
温泉・スパ
トップページへ戻る
トップページへ戻る

温泉・スパ情報

山の温泉



高温の温泉は、高温・高圧の地下深部由来の温泉で、主に山地から湧出しています。同じ山地でも、山頂部付近と山麓とでは泉質が異なる温泉が湧き出します。

ここでは、山の温泉の泉質や温泉にまつわる特徴的な地形についてご紹介します。

山の温泉の泉質

山の温泉の泉質

山の温泉の泉質は、山頂部付近と山麓では異なります。

山頂部付近の温泉

火山性温泉は、高温・高圧の地下深部から上昇していき、低温・低圧の地表に湧き出したとたん、化学成分の分離を起こして泉質の異なる温泉を形成します。

温泉に含まれる成分のうち、比重の軽い揮発性成分は火山ガスとともに火山の山頂の方へ上昇していきます。そのため、山頂部付近では高温で強い酸性を示す酸性泉が湧出。この酸性泉は、硫酸イオンを多く含み、塩化物イオンが著しく少なくなっています。

山麓の温泉

火山性温泉に含まれる成分のうち、揮発性成分は山頂部へ向かいます。そのため、火山の山麓で湧出する温泉は、中性でナトリウムイオンと塩化物イオンを多く含む塩化物泉になります。

箱根火山の蛇骨渓谷(神奈川県)

箱根火山の蛇骨渓谷の岩盤から自然に湧出する温泉は、山麓の温泉を代表する温泉。

泉温は90℃以上で、その大部分は塩化物でできていますが、珪酸も含まれています。そのため、温泉の湧出している沢には、ケイ素が沈着してできた白い珪華が白くたまるようになり、それがヘビの骨のように見えたので、蛇骨渓谷と呼ばれるようになりました

箱根七湯の名湯底倉温泉の泉源となっており、温泉好きとして知られた豊臣秀吉が、小田原城攻めの最中に家臣をつれて入浴したと伝わる史跡「太閤石風呂」も残っています。

特徴的な地形

特徴的な地形

山の温泉にまつわる特徴的な地形としては、湯釜と湯沼が挙げられます。

湯釜

湯釜は、噴火口に湧き出した温泉がたまってできた火口湖。草津白根火山と蔵王火山に見られます。

草津白根火山の湯釜(群馬県)

草津白根の湯釜は、白色が混じる岩肌の火口壁にエメラルドグリーンの湖水がたたえられており、その姿は何とも美しく神秘的です。直径約300m、最深約30m、水温約18℃で、pH1.0前後という世界一の強酸性湖として有名。湯釜周辺は地下水が豊富なため、湖底から火山ガスが噴出し、現在も水蒸気爆発を繰り返しています。展望所から見学が可能です。

湯沼

湯沼は、湖底から湧き出してくる火山ガスを含んだ高温熱水によってつくられた湖。北海道のニセコと登別の大湯沼が代表的例です。

ニセコの大湯沼(群馬県)

ニセコの大湯沼は、最深約40mの沼底から硫気ガスを含む高温熱水が湧き出している湖。表面温度は40℃程ですが、中心部は120℃を超えてグラグラ煮えたぎっており、湖面からモクモクと真っ白い湯けむりが立ち上っています。

円周200mほどの大湯沼の周りには沼を一周する形で遊歩道が設けられているほか、「湯さわり階段」が設置。そこを降りると、足湯が楽しめるようになっています。ただし、湯温が変化するため、湯温が高すぎて入れない場合もあるそうです。