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温泉沈殿物がつくる「自然造形物」



火山性温泉は、熱湯が地表に湧き出すと同時に、温泉成分が湧出口に析出・沈殿し、長年の年月を経て堆積していきます。こうして湧出地点では奇異とも思える神秘的な自然造形物がつくられます。

温泉沈殿物がつくる自然造形物には、噴泉塔や噴湯丘、石灰ドームなどがあります。

噴泉塔と墳湯丘

噴泉塔、噴湯丘とも石灰華の一種で、主として炭酸カルシウムからなる温泉沈殿物が堆積してできたもの。円錐形やタケノコ状に堆積したものは噴泉塔、火山のような形に堆積したものは噴湯丘と呼ばれます。

湯沢温泉の噴泉塔(栃木県)

湯沢温泉の噴泉塔は、鬼怒川の支流、湯沢の渓谷沿いにあり、明治時代に金山探しをしていたときに発見されました。数ヵ所にある噴泉塔の頂部の噴出口からは、90℃を超える熱湯や水蒸気が噴き出し、硫黄も漂っています。大きいもので80cm程です。

岩間温泉の噴泉塔(石川県)

岩間温泉には大小無数の噴泉塔が、川沿いにおよそ約500mにわたって数多く点在しています。温泉成分によって石灰華が上へ上へと堆積し続けるため、湧出口の位置も徐々に高くなり、高さ4mに達するものや直径1mに及ぶものもあります。その数と規模において日本最大です。頂部の噴出口から熱湯の飛沫を勢いよく噴き上げている噴泉塔がいくつもあり、独特の景観をつくりだしています。

石灰華ドーム

多量の炭酸カルシウムからなる石灰華が堆積し、段丘状になっているものを石灰華ドームと呼んでいます。

夏(げ)油(とう)温泉の石灰華ドーム「天狗の岩」(岩手県)

夏油温泉では、「天狗の岩」は日本最大の石灰華ドーム。川岸の斜面から温泉が湧き出しており、川底までの間に堆積されたドーム状の石灰華がそそり立っています。その姿が天狗のように見えることから、このように呼ばれています。川面からの高さは17.6m、下底部の直径は25m。てっぺんは直径7mの緩やかなドーム形となっており、その崖の割れ目から温泉が湧出しています。

二股ラジウム温泉の石灰華ドーム(北海道)

二股温泉では幅200m、全長400m、高さ25mの規模をもつ、日本最大の巨大な石灰華ドームがみられます。鉄分を含んでいるため、その岩肌は鉄分の含有量の多さによって、白色や淡黄色、茶色の縞模様になっています。その巨大な美しい姿に、自然の神秘を感じます。