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温泉が作り出す景色「地獄地形」



温泉は様々な成分を含んでいること、また高温であることなどから、温泉が湧き出す周辺では温泉特有の地形や珍しい自然景観がつくり上げられていることがあります。その姿はまさに壮絶。自然が生み出した素晴らしい世界を大迫力で感じることができます。それらの中には、天然記念物などに指定されているものも少なくありません。

ここでは、火山性温泉地でみられる地獄地形についてご紹介します。

地獄谷(地獄)

地獄谷(地獄)

水蒸気などを含む火山ガスが白い煙を噴き上げ、その火山ガスや地熱、熱水などによって岩石が風化・変質してできたところを地獄谷(地獄)といいます。火山性の温泉場の泉源(湯元)付近などでみられる温泉特有の地形です。

辺り一帯では、至るところでボコボコと高温の温泉が大量に湧き出し、湧出した温泉は風化してもろくなった岩肌を削り取って谷をつくります。植物も生育しにくい、白や茶色の岩肌をさらけ出した殺伐とした風景。さながら地獄を連想させることから、この名が付けられました。

地獄谷がみられるところ
登別温泉(北海道)、恐山(青森県)、河原毛地獄(秋田県)、泥湯温泉(秋田県)、後生掛温泉(秋田県)、玉川温泉(秋田県)、片山地獄(宮城県)、塩原温泉新湯(栃木県)、草津温泉(群馬県)、万座温泉(群馬県)、大涌谷温泉(神奈川県)、立山地獄谷(富山県)、雲仙温泉(長崎県)

立山地獄谷(富山県)

立山地獄谷(富山県)

立山地獄谷は、立山火山の水蒸気爆発でできた多数の噴気孔や泉源などがあるくぼ地で、日本で最も高所にある温泉としても知られています。

鍛冶屋、紺屋、団子屋、百姓などと名付けられた大地獄のほか、小地獄もあちこちに存在。立ち込める硫黄の臭い、荒涼とした灰白色の山肌、噴き上げる水蒸気、ボコボコ・ブツブツと泡立つ様は圧巻で、まさに名前通り地獄のような景観です。

遊歩道が整備されていて、間近で見ることができますが、有毒な火山ガスの噴気が活発化している場合には閉鎖されます。

泥火山

泥火山

泥火山は、地下深くの粘土が火山の噴気とともに陸上に噴き出し、積もってできた火山。さらながらミニ火山のような姿をしています。

後生掛温泉の泥火山(秋田県)

後生掛温泉の泥火山(秋田県)

後生掛温泉の泥火山は日本一の大きさ。数年ごとに噴火し、地上に出ているのは1m程ですが、地中に7~8m続いているとされています。一帯には大小様々な熱湯湯沼があって熱湯や熱泥を噴出しています。自然研究路が設けられており、生きた火山現象を観察することができます。