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湯船と温泉効果



源泉とその器となる湯船が、長い時間を経て渾然一体となってつくり上げた見事な趣を体感できる温泉があります。

全国の温泉地に多々ある湯船の中から、選りすぐりの湯船をご紹介しましょう。

木造りの湯船

木造りの湯船

湯船の中で、何といっても一番人気はヒノキやヒバなどでつくられた木造りの湯船。木の温もりと香りが醸し出すしっとりとした風情が、からだも心も癒してくれます。

酸ヶ湯温泉の「千人風呂」(青森県)

酸ヶ湯温泉の「千人風呂」(青森県)

山深い標高約900mの高所に位置する酸ヶ湯温泉は一軒宿の湯治場。江戸時代の元禄年間には津軽藩直営の湯治場となるなど歴史があり、周辺には八甲田火山の爆裂火口跡から熱泉が湧出する地獄沼がみられます。

その名物となっているのが、80坪もの広さを誇るヒバ造りの「千人風呂」。香りの強い地元の青森ヒバをふんだんに使った混浴の大浴場です。

湯底から源泉が自然湧出する「熱の湯」と「四分六の湯」という16畳を超える大きな湯船が2つ。大きな湯船の縁からは、乳白色をした硫黄泉が惜しげもなくザブザブあふれ出しています。その他に、「冷の湯」と呼ばれる湯船と打たせ湯の「湯滝」が並んでおり、泉源が異なる4つの酸性硫黄泉が楽しめます。

湯船や床は、茶色や黒色へとすっかり変色。この年季の入った絶妙な渋さが、古き良き湯治場風情を漂わせており、根強い人気があります。

湯の峰温泉の「旅館あづまや」(和歌山県)

湯の峰温泉の「旅館あづまや」(和歌山県)

1800年前に発見されたと言われる湯の峰温泉は、平安時代から熊野詣での際に心身を清める「湯垢離(ゆごり)」の場として知られています。

その中心にある「旅館あづまや」の内湯はすべて木造り。天井をはじめ窓や鏡までが木枠で、洗い場の床板は檜、桶や椅子は重厚な杉でつくられています。

そのような中、大小のある湯船は全国でも珍しい総槇(まき)造り。一本一本、木の色合いが異なるなど、長い時を経るうちにつくり出された趣が、たまらない魅力となっています。木の香りと硫黄の香りが混ざり合う本来の温泉情緒を満喫でき、温泉通もうならせる湯船です。

石造りの湯船

石造りの湯船

地元の素材を使った石造りの湯船も、その重厚さから人気があります。火山灰が堆積してできた凝灰岩の十和田石や伊豆青石などがよく使われています。

青根温泉の「大湯 金泉堂」(宮城県)

青根温泉の「大湯 金泉堂」(宮城県)

伊達仙台藩主の御殿湯として選ばれた由緒ある青根温泉。その御殿湯を継承する「湯元不忘閣」の「大湯 金泉堂」は、伊達時代からあった石造りの湯船そのままに、釘やボルトを使わない木組みだけの伝統工法を駆使して新たに建て替えられたものです。

30人の石工が2年がかりで組み上げたと言う蔵王石でできた湯船は400年の歳月に耐え、凛とした空気を漂わせています。この湯船と湯気をたっぷり吸いこんだ土壁、木の柱が織りなすコラボは何とも荘厳な雰囲気を醸し出し、ここに浸る人の心を魅了します。