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歴史ある温泉「武将開湯伝説」



歴史ある古い温泉に伝わる開湯伝説には、歴史上実在の人物が登場する場合も多いのですが、高僧だけでなく武将も開湯に貢献しています。

古くは、平安時代初期に活躍した征夷大将軍・坂上田村麻呂から始まり、平安時代末期に奥州を平定した源義家、鎌倉幕府を開いた源頼朝やその弟の源義経といった源氏一族などが知られています。

坂上田村麻呂

坂上田村麻呂

坂上田村麻呂は、都を平安京に移した桓武天皇から征夷大将軍に任命された人物で、蝦夷を平定するために東北地方に派遣されました。そのため、東北地方を中心として開湯伝説が伝えられています。

中房温泉(長野県)と坂上田村麻呂

中房温泉(長野県)と坂上田村麻呂

中房温泉には、蝦夷征伐に向かっていた坂上田村麻呂が、この地に立ち寄ったときのできごとが伝説として語り継がれています。当時、この地を荒らしまわり村人たちを苦しめていた魏石鬼八面大王という鬼がいたそうです。そこで、坂上田村麻呂は大王に合戦を挑んでこれを破り、戦いで負った兵士たちの傷を地中から湧いてくるお湯で治したというものです。

坂上田村麻呂が開湯したとされる温泉
台温泉(岩手県)、大沢温泉(岩手県)、藤七温泉(岩手県)、岳温泉(福島県)など

源義家

源義家

源義家は、後に鎌倉幕府を開いた源頼朝の祖先にあたる武将。戦(いくさ)に強かった上、ともに戦った武士たちに自分がもっていた領地を分け与えるなどしたことから、源氏の棟梁として武士からの信頼も厚く、英雄とも言われていました。のちに奥州(岩手県)を平定したことから、関東から東北地方にかけての太平洋側の地域に開湯伝説が残っています。

つなぎ温泉(岩手県)と源義家

つなぎ温泉(岩手県)と源義家

東北地方で起こった前九年の役の際、本陣をこの地に置いた源義家が、温泉が湧いているのを発見。愛馬の傷にこの温泉に浸けると傷が治ったため、穴のあいた石に愛馬を繋いで入浴したとされ、これ以来、「つなぎ温泉」と呼ばれるようになったと伝えられています。

源義家が開湯したとされる温泉
母畑温泉(福島県)、源田温泉(福島県)、横川温泉(茨城県)など

源頼朝

源頼朝

源頼朝は、みなさんもよくご存じのように、壇ノ浦の戦いで平清盛を破り、征夷大将軍に任命され鎌倉幕府を開いた武将です。関東地方を中心に開湯伝説が伝えられています。

作並温泉(宮城県)と源頼朝

作並温泉(宮城県)と源頼朝

作並温泉には、源頼朝が奥州平泉の藤原氏討伐の際にこの地に立ち寄り、温泉を発見したという開湯伝説が残っています。頼朝が射損じたタカを追って深い渓流の方へ行くと、湯けむりを上げて沸き立つ泉にタカがからだを浸し、すぐに元気に飛び立っていったそうです。その姿を見た頼朝は、自らも湯に入り、旅の疲れを癒したと伝えられています。

源頼朝が開湯したとされる温泉
草津温泉(群馬県)、川原湯温泉(群馬県)、花敷温泉(群馬県)、沢渡温泉(群馬県)、塩壺温泉(長野県)など