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にごり湯の温泉(2)褐色



褐色の湯は、いかにもからだに効きそうな感じがして、見ているだけでも活力がわいてきます。

効能も多岐にわたり、古くから療養向きの湯治場として発展してきた温泉地も多くあります。

鉄分を含む褐色の湯

鉄分を含む褐色の湯

茶色に濁る温泉のほとんどは鉄分を含んでいます。乳白色の温泉と同じく、もともとは無色透明で空気に触れると鉄分が酸化して茶褐色になります。泉質としては、赤褐~茶褐色は含鉄泉が多く、黄~黄褐色は硫黄泉や重層泉など様々です。

特に鉄分を豊富に含む赤褐色の温泉は、飲むと貧血や慢性消化器疾患によいといわれています。

褐色の温泉

褐色の温泉

全国的には、群馬県の伊香保温泉や兵庫県の有馬温泉が有名です。その他、ニセコ薬師温泉(北海道)、黄金崎不老ふ死温泉(青森県)、肘折温泉(山形県)、温泉津(ゆのつ)温泉(島根県)、川尻温泉(鹿児島県)などがあり、いずれも泉質の良さに定評があります。

伊香保温泉「岸権旅館」(群馬県)

伊香保温泉「岸権旅館」(群馬県)

茶褐色の湯といえば「伊香保温泉」といわれるほど、鉄分を多く含む源泉が知られています。情緒たっぷりの石段街の中ほどにある「岸権旅館」は、1567(天正4)年創業という全国でも屈指の老舗湯宿。なんと戦国時代から、自然湧出の温泉がかけ流され続けているのです。明治時代に錦絵として描かれた浴場を忠実に再現した露天「権左衛門の湯」、重厚な風格のある大浴場「又左衛門の湯」が特におススメで、やわらかい肌触りをもつ茶色の硫酸塩泉を心ゆくまで味わえます。

毒沢鉱泉「神乃湯」(長野県)

毒沢鉱泉「神乃湯」(長野県)

八ヶ岳のふもとに位置し、「信玄の隠し湯」ともいわれる毒沢鉱泉。金を発掘していた武田信玄が、けが人を治療するために使ったと伝えられ、戦前には薬湯として利用されていたそうです。

「神乃湯」の目も覚めるような黄土色のお湯は、全国でも珍しい明礬泉でpH2.5という強酸性。サラッとした感触ですが、酸性泉なので傷があるとピリピリします。湯船や床にもオレンジ色の鉄分がしっかりとしみ込み、レトロな雰囲気も魅力です。

入之波(しおのは)温泉「山鳩湯」(奈良県)

入之波(しおのは)温泉「山鳩湯」(奈良県)

大迫ダムの湖畔に湧く秘湯ムード漂う「山鳩湯」。

お湯も湯船もすべてが黄土色の世界。湯船の縁や底には温泉成分がびっしりと堆積し、湯の濃さを物語っています。濃厚な温泉が造り出した析出物は、まるで陶器のように光り輝き、その美しさに見とれてしまうほど。重曹泉のお湯はさらりとしたくせのないお湯で、飲むと糖尿病に特効があるとされています。

天井近くからドバドバと湯船に注がれるお湯が、湯船を通ってそのままダム湖に流れ落ちるという湯量の豊富さ・豪快さにも圧倒されます。