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源泉の湧出形態



源泉はどのようにして湧き出てくるのでしょうか。その湧出形態には、自然に湧き出してくる自然湧出泉のほか、ボーリング(掘削)により温泉が自力で湧き出る掘削自噴泉、ボーリングし、温泉をポンプで汲み上げる掘削動力揚湯泉があります。

自然湧出泉

自然湧出泉

岩盤の割れ目などから湧水のように地表に湧出してくる温泉を自然湧出泉といいます。歴史ある古い温泉の大部分はこの形態です。

温泉は空気に触れたり、動力によって攪拌されたりすることで、酸化され質が劣化するため、自然湧出は温泉としての質が最も高く、理想的な湧出形態です。

草津温泉登別温泉のように、大温泉地が今なお大量の自然湧出泉をもつことの方がまれで、現在その数はかなり少なくなっています。熱海温泉のように、長年月の間に湧出量が減少し、ついには自然湧出泉が得られなくなった温泉も多くみられます。

一方、ごくまれなケースとして、地震や噴火などの自然現象に伴って新しい源泉が自然に生成することもあります。

掘削による温泉

掘削による温泉

自然湧出泉が得られなくなった温泉地や新規に開かれる温泉地では、掘削(ボーリング)などによる人為的な開発が行なわれます。

例えば、別府温泉(大分県)の湯けむりは、その多くが泉源から立ち昇っていますが、泉源のほとんどは人工掘削によるもの。別府では、明治時代に上総掘りと呼ばれる竹のバネを使った井戸掘り技術が導入されて掘削がさかんになりました。その後、動力によるボーリングの導入により、温泉旅館の内湯用から、共同浴場用、個人宅の自家源泉に至るまで多くの源泉が開発され、別府温泉は温泉都市へと大きく発展しました。

掘削による温泉には、掘削自噴泉と掘削動力揚湯泉があります。

掘削自噴泉

掘削自噴泉

掘削自噴泉は、ボーリング後、自力で湧出(自噴)してくる温泉です。

ボーリングにより地中に管を埋め、湯脈自体の圧力で、その管を通って地表に温泉が湧出してきます。人工的に湯道を開いたもので、水圧や湯量に恵まれている場合に用いられます。

掘削動力揚湯泉

掘削動力揚湯泉

掘削動力揚湯泉は、自力では地表に湧出できないため、動力で汲み上げた温泉です。

ボーリングにより地中に管を埋めた後、ポンプなどの動力装置を取り付け、地下からその動力を使って強制的に汲み上げます。各地に誕生している新しい温泉の大部分はこれにあたります。

地下の深い位置から水中モーターポンプやエアーリフトポンプなどでポンプアップするため、温泉は攪拌され、早くから酸化が進むことになります。

実際、熱海温泉では、かつて野放図な動力揚湯が行われ、その結果、海沿いの地下の湯脈に海水が混入し、泉質が変わってしまったことが知られています。