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源泉とは



温泉における源泉とは、地中から湧き出てくる温泉そのもののこと。

温泉は地中から地表に出て源泉となったときから空気に触れることにより成分に変化を起こし、劣化するという特性があります。そのため、「源泉は新しく、温泉地は古いほどいい」と言われ、歴史ある古い温泉地は、新鮮な源泉が自然に湧出する場所から発展し、今日も人々に愛され続けています。

源泉と泉源

源泉と泉源

源泉と泉源――。漢字をそれぞれ入れ替えただけなので、よく混同して使われることがあるのですが、意味が異なります。

源泉が地中から湧き出してくる温泉そのものであるのに対して、泉源は、その温泉が湧き出している場所のことをいい、湯元とも呼ばれます。

源泉の使われ方

源泉の使われ方

泉源から湧出した源泉は、温泉旅館や共同浴場などの各温泉施設へ送られます。自前の源泉を所有する自家源泉によるものと、集中管理方式によるものとに大きく分けられます。

自家源泉

自家源泉

温泉旅館などが敷地内に泉源を所有する自家源泉の場合、源泉が泉源から湯船へ直接、配湯管によって送られます。泉源から湯船までの距離が短いため、鮮度が高く、温泉の質を損なうことが少ない最も理想的な形態です。

引湯

温泉施設とは別の場所に源泉があり、配湯管を通して温泉を引いているものを引湯といい、江戸時代から行なわれています。厳密にいえば、足元湧出源泉以外の湯船はすべて引湯ということになります。

源泉湧出地において広い土地が確保できなかったり、有毒ガスの発生などの危険性があったりして温泉地としての開発が困難な場合に多く行われ、源泉湧出量が豊富な一つの温泉旅館から、いくつかの温泉旅館が引湯するケースなども見られます。

集中管理方式

集中管理方式

集中管理方式は、複数の源泉を一ヵ所に集めて、それを温泉旅館や共同浴場へ配湯するシステム。源泉の湧出不足から生み出された方式で、温泉街に配湯管が水道管のように配管され、温泉街全体で温泉の管理がなされています。

各源泉にはそれぞれ個性があり、同じ地域から湧出したものでも成分が微妙に異なります。集中管理方式では、そのような異なる泉源のお湯を混ぜることも多く、湯質が劣化しやすい上、源泉の個性や特徴が損なわれるというデメリットがあります。

その一方で、限られた温泉資源を有効利用でき、コンピュータシステムの自動管理により、一定の温度の温泉が絶え間なく各施設に配湯されるというメリットもあります。

湯量不足から循環方式による集中管理方式が最初に導入されたのは、城崎温泉(兵庫県)です。

水で薄められても源泉?

水で薄められても源泉?

湧出する源泉の中には、自然のままで入浴するには泉温が高すぎる源泉もあります。その源泉を入浴に適する温度まで下げるために、加水することがあります。逆に、入浴するには温度が低すぎるため、加温することも。このようにして、加水や加温をして温度調整が行われています。

源泉の温度が高くても加水せず、熱交換装置を導入して温度を調整しているところもあり、このようなところでは源泉そのままのお湯が使われています。

その一方で、湯量不足を補うため源泉に加水して湯量を増やし、加温して使用している場合もあり、この加水率の数値が問題になっています。しかし、現在の温泉法では、「温度調整のための加水」であれば加水で薄まっても「源泉」と認められ、違法とはみなされないのです。