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温泉分析書



温泉に行くと、脱衣場の出入口や浴室に「温泉分析書」という看板のようなものが掲示されています。これは、その温泉のプロフィールのようなもので、一見すると難しそうですが、各項目の内容を理解すると、温泉の成分や適応症(効能)などがよくわかって、温泉めぐりの楽しみも倍増するはずです。

温泉分析書とは

温泉分析書とは

温泉分析書は、温泉を公共の浴用または飲用として使うとき、利用施設の見えやすい場所に掲示することが義務付けられているものです。温泉の泉温、湧出量、化学成分と泉質、適応症と禁忌症、入浴または飲用上の注意事項などが記載されています。

温泉分析書の主な項目

泉温

泉温

泉温とは、源泉の湧出時の温度のことです。泉温が低いと加温する必要があるのですが、温度が高いよりも低い方が適温に調整しやすいというメリットもあります。

泉温が高いほど濃い温泉である可能性が高く、逆に低いと肌に優しい温泉である場合が多くなっています。

湧出量

湧出量

湧出量は、現地で試験者が、そのときの温泉の湧出量(汲み上げ量)を測定した値を毎分何リットルという単位で示したものです。

湧出量が多ければ、使える湯量が豊富という証拠になります。逆に施設の大きさに比べて湧出量が少なすぎる場合は、循環方式をとっていたり、加水していたりする可能性が高くなります。

pH値

pH値

pH値とは、酸性、中性、アルカリ性という液性の度合いを示す数値で、水素イオン濃度のことです。中性はpH6~7.5未満で、数がそれより小さい程、酸性が強く、数がそれより大きい程、アルカリ性が強くなります。

酸性の温泉は殺菌効果が高く、皮膚病に効きます。アルカリ性の温泉は石鹸のように汚れを落とし美肌効果があります。酸性泉の代表は秋田県の玉川温泉でpHおよそ1.2、アルカリ性泉の代表は長野県の白馬八方温泉でpH11.3となっています。

泉質名

泉質名

泉質名は、例えば群馬県草津温泉は「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉」といったように、長くて分かりにくくなっています。

この泉質名には法則があり、「特殊成分」「陽イオン」「陰イオン」の順で書かれています。

基本的には、温泉水1kgあたりの溶存物質が1,000mg以上あると、塩類泉として溶存物質に応じた泉質名が「陰イオン」のところにつきます。ただし、1,000mg未満でも泉温が25℃以上あれば「単純温泉」となります。

また、溶存物質が1,000mgに達しない場合でも、硫黄、二酸化炭素、鉄分など「特殊成分」が各々の規定値に達していれば、その含有成分に合わせて「硫黄泉」、「二酸化炭素泉」、「含鉄泉」といった泉質名が、一番最初に書かれます。

そして、「陽イオン」と「陰イオン」はそれぞれ含有量の多い順に列挙されています。

先の草津温泉の例では、「酸性泉」「硫黄泉」としての「特殊成分」があり、「陽イオン」としてアルミニウムが含まれ、「陰イオン」である塩類泉として「硫酸塩泉」「塩化物泉」の効能があり、そのうち「硫酸塩泉」としての効能がより高いことがわかります。